ニュースリリース
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リアルテックファンド、物体の形状やひずみをリアルタイムで計測する装置を製造する
「4Dセンサー株式会社」に出資を実施
株式会社ユーグレナインベストメント
株式会社ユーグレナインベストメント(本社:東京都港区、代表:永田暁彦)は、ベンチャーキャピタルファンド「リアルテックファンド」の新たな投資先として、小型の電子機器部品や大型構造物などの物体の形状やひずみをリアルタイムで計測できる装置を製造する4Dセンサー株式会社(以下、4Dセンサー社)へ出資を実施したことをお知らせします。
印刷物や電子化された画像などにおいて、規則正しい模様を重ね合わせたときに画素が相互に干渉することによってできる周期的な縞状のパターンをモアレ(干渉縞)といい、部品や構造物の検査などにおいて形状や変形、ひずみの解析のためにモアレを使った計測が行われています。
既存の技術では物体の形状やひずみなどを計測するために数秒から数十秒の間停止した状態で行わなければならないのに対し、4Dセンサー社は、リアルタイムで計測することができる装置を独自の研究で製造するベンチャー企業です。同社の技術により、小型の電子機器部品の不備確認などを瞬時に検査することが出来るようになり、工場の生産効率を向上させることが可能となります。また、ダムや橋梁などの大型構造物の測定においても従来の方法に比べて簡易に測定が行えるようになります。なお、4Dセンサー社の技術は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)のプロジェクトにて大型構造物の測定に採用されるなどの実績をあげています。
今回リアルテックファンドは、4Dセンサー社が第三者割当増資により発行する株式を引き受けることで資金提供を行い、同社の研究開発や販売・マーケティング活動を支援します。
詳細は以下のとおりです。
4Dセンサー社への出資について
■4Dセンサー社と支援内容について
設立年月 | :2012年2月1日 |
所在地 | :和歌山県和歌山市中649‐3番地111号 |
代表者 | :代表取締役会長 森本 吉春、代表取締役社長 柾谷 明大 |
資本金 | :2,000万円 |
事業内容 | :高速な三次元形状変形計測装置の研究開発、製造および販売 |
HP | :http://4d-sensor.com/ |
支援内容 | :研究開発や販売・マーケティング活動の支援 |
出資日 | :2016年1月 |
■ リアルテックファンドについて(HP:www.euglena-investment.jp)
ユーグレナ社の100%子会社であるユーグレナインベストメント、SMBC日興証券、リバネスが 3 社 で設立した「合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル」が管理運営するベンチャーキャピタルファンドで、リアルテックベンチャーの投資育成を主目的としています。参加企業は合計 17社、ファンド規模は55億円(増加中)で、日本最大級のリアルテック特化型ファンドです。出資者である各事業会社とともに、リアルテックベンチャーへの投資・育成を行っています。
出資企業:株式会社ユーグレナインベストメント、株式会社リバネス、SMBC日興証券株式会社、日本たばこ産業株式会社、三井不動産株式会社、株式会社吉野家ホールディングス、ロート製薬株式会社、鐘通株式会社、株式会社電通、東京センチュリーリース株式会社、協和発酵キリン株式会社、藍澤証券株式会社、清水建設株式会社、株式会社三井住友銀行、ANAホールディングス株式会社、THK株式会社、東洋アルミニウム株式会社(計17社)
以上
―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ 広報IR課