ニュースリリース
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リアルテックファンド、筋電解析技術を用いたサイボーグ技術の確立を目指す
「株式会社メルティンMMI」に出資を実施
株式会社ユーグレナインベストメント
株式会社ユーグレナインベストメント(本社:東京都港区、代表:永田暁彦)は、ベンチャーキャピタルファンド「リアルテックファンド」の新たな投資先として、筋電解析技術を用いて人の身体と機械を一体化させるサイボーグ技術の確立を目指す株式会社メルティンMMI(以下、メルティン社)への出資を実施したことをお知らせします。
人は筋肉を動かすときに筋電という電気信号を発信します。これまでの技術では、筋電の発生の有無の取得に留まり筋電の複雑なパターンを読み取ることは困難でしたが、メルティン社の人工知能を用いた独自の解析技術では人の動作意図を細かく読み取ることも可能となります。
メルティン社では、この筋電解析技術を用いた装置によって得られた筋電情報を義手などの複雑な操作が必要な機械に伝達することで、機械において人の意思に沿った細かい操作を実現します。また、ウェアラブルデバイスを組み合わせることで、パソコンやスマートフォンなどの身近な電子機器に触れることなく操作することも可能となります。そのほか、手に筋電解析装置を付けるだけで、心臓の筋電情報から精神疾患やストレス状態などの健康状態を把握できるようになります。
今回リアルテックファンドは、メルティン社に対して出資と経営支援を実施します。それを受けてメルティン社は、筋電解析装置の開発やその筋電解析装置を活用して、筋電情報で操作が可能な機械やウェラブルデバイスなどをメーカー等と共同開発し、実用化していくことを目指します。
詳細は以下のとおりです。
メルティン社への出資について
■ メルティン社と支援内容について
設立年月 | :2013年7月19日 |
所在地 | :東京都渋谷区渋谷三丁目3番10号 |
代表者 | :代表取締役 伊藤 寿美夫 |
資本金 | :4,879万円 |
事業内容 | :筋電解析装置の開発および筋電解析装置を用いた事業化 |
HP | :http://meltin.jp/ |
支援内容 | :ハンズオン経営支援(事業化支援、資金調達支援など) |
出資日 | :2016年1月 |
■ リアルテックファンドについて(HP:www.euglena-investment.jp)
ユーグレナ社の100%子会社であるユーグレナインベストメント、SMBC日興証券、リバネスが 3 社 で設立した「合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル」が管理運営するベンチャーキャピタルファンドで、リアルテックベンチャーの投資育成を主目的としています。参加企業は合計 17社、ファンド規模は55億円(増加中)で、日本最大級のリアルテック特化型ファンドです。出資者である各事業会社とともに、リアルテックベンチャーへの投資・育成を行っています。
出資企業:株式会社ユーグレナインベストメント、株式会社リバネス、SMBC日興証券株式会社、日本たばこ産業株式会社、三井不動産株式会社、株式会社吉野家ホールディングス、ロート製薬株式会社、鐘通株式会社、株式会社電通、東京センチュリーリース株式会社、協和発酵キリン株式会社、藍澤証券株式会社、清水建設株式会社、株式会社三井住友銀行、ANAホールディングス株式会社、THK株式会社、東洋アルミニウム株式会社(計17社)
以上
―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ 広報IR課