ニュースリリース
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リアルテックファンド、人型重機の社会実装を目指す「株式会社人機一体」に出資を実施
株式会社ユーグレナインベストメント
株式会社ユーグレナインベストメント(本社:東京都港区、代表:永田暁彦)は、ベンチャーキャピタルファンド「リアルテックファンド」の新たな投資先として、マスタスレーブシステムを搭載した二足歩行人型重機を開発する株式会社人機一体(以下、人機一体社)に出資を実施したことをお知らせします。
人型マスタスレーブシステムの試作機
(左上:マスタアーム、右下:試作機)
マスタスレーブシステムとは一般にマスタアームを人が操作し、スレーブアームがマスタアームの細い動きもすべて再現し同じ動きをすることで、操作者が自分の体を動かすように機械を操作することを可能にする技術です。人機一体社は、この技術を重作業や危険作業に用いられる大型重機の操作のために独自に発展させ、従来では特殊な技量が要求されていた大型重機の操作を直感的かつ精密に行うことを可能としました。この独自のマスタスレーブ技術を応用した人型重機を開発、社会実装することによって、人類の肉体的な苦役を無用にすることを目指す人機一体社をリアルテックファンドは支援して参ります。
今回リアルテックファンドは、人機一体社が第三者割当増資として発行する株式を引き受けることで人型重機の開発や量産化に向けた資金提供を行います。加えて、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のSTS事業(研究開発型ベンチャーに対する支援制度)への推薦を行い、開発に関わる助成金獲得に向けた支援を実施します。
詳細は以下の通りです。
人機一体社への出資について
■ 株式会社人機一体と投資内容について
設立年月 | :2007年10月1日 |
代表者 | :代表取締役社長 金岡 克弥 |
資本金 | :2,072万円 |
HP | :http://jinki.jp/ |
事業内容 | :マスタスレーブシステムを搭載した人型重機の開発 |
支援内容 | :マスタスレーブシステムを搭載した人型重機の開発および事業化 NEDOのSTS事業における助成金獲得の支援 |
出資日 | :2015年12月 |
■ リアルテックファンドについて(HP:www.euglena-investment.jp)
ユーグレナ社の100%子会社であるユーグレナインベストメント、SMBC日興証券、リバネスが 3 社 で設立した「合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル」が管理運営するベンチャーキャピタルファンドで、リアルテックベンチャーの投資育成を主目的としています。参加企業は合計 17社、ファンド規模は55億円(増加中)で、日本最大級のリアルテック特化型ファンドです。出資者である各事業会社とともに、リアルテックベンチャーへの投資・育成を行っています。
出資企業:株式会社ユーグレナインベストメント、株式会社リバネス、SMBC日興証券株式会社、日本たばこ産業株式会社、三井不動産株式会社、株式会社吉野家ホールディングス、ロート製薬株式会社、鐘通株式会社、株式会社電通、東京センチュリーリース株式会社、協和発酵キリン株式会社、藍澤証券株式会社、清水建設株式会社、株式会社三井住友銀行、ANAホールディングス株式会社、THK株式会社、東洋アルミニウム株式会社(計17社)
以上
―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ 広報IR課