ニュースリリース
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国土交通省が実施する下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)での選定について
~バイオガス中のCO2分離・回収と微細藻類培養への利用技術実証事業を実施~
株式会社ユーグレナ
株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長:出雲充、以下当社)は、佐賀市下水浄化センターや株式会社東芝などと共同で進めている「バイオガス中のCO2分離・回収と微細藻類培養への利用技術実証事業」が、国土交通省の2015年度「下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)」に採択されたことをお知らせします。
今実証事業では、窒素とリンを含む下水と、下水処理の過程で発生するCO2を用いてユーグレナ(和名:ミドリムシ)をはじめとする微細藻類を培養することで、発生したCO2を有効活用した培養方法と下水中の窒素やリンの低減効果の実証を行います。なお、当社では、この培養により窒素やリンを含んだ微細藻類の飼料や肥料等への利用可能性の検討を行います。
詳細は以下の通りです。
バイオガス中のCO2分離・回収と微細藻類培養への利用技術実証事業について
■事業名 バイオガス中のCO2分離・回収と微細藻類培養への利用技術実証事業
■実施場所 佐賀市下水浄化センター(佐賀市西与賀町大字高太郎2667番地)
■共同研究体 株式会社東芝、地方共同法人日本下水道事業団、株式会社日水コン、佐賀市、株式会社日環特殊、株式会社ユーグレナ
■実施期間 契約締結日の翌日~2016年3月31日まで(予定)
■実施内容 これまで利用されていなかった消化ガス※中のCO2を回収し、そのCO2を効率よく使用したユーグレナなどの微細藻類の培養と、下水中の
窒素やリンの低減効果についての実証を行います。※消化ガス:下水汚泥から発生するバイオガスの一種
■当社が実施する項目
・消化ガスより分離回収されたCO2を用いたユーグレナなどの微細藻類の培養と、培養結果の確認と検証
・下水中の窒素やリンを用いて培養した微細藻類の飼料や肥料等への利用可能性の検討
<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の屋外大量培養技術の確立に成功。
微細藻類ユーグレナを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うとともに、バイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。2012年12月東証マザーズに上場。2014年12月東証一部に市場変更。
以上
―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ 広報IR課