ニュースリリース
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内閣府「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」の
「セレンディピティの計画的創出による新価値創造」にて
株式会社ユーグレナが研究開発機関として選定されました
株式会社ユーグレナ
株式会社ユーグレナ(本社:東京都文京区、社長:出雲充)は内閣府の「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」にて、プログラム名「セレンディピティの計画的創出による新価値創造」の研究開発機関として選定されたことをお知らせします。
「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」とは、実現すれば産業や社会のあり方に大きな変革をもたらす革新的な科学技術イノベーションの創出を目指し、ハイリスク・ハイインパクトな挑戦的研究開発を行うことを目的として、内閣府が推進するプログラムです。
「セレンディピティの計画的創出による新価値創造」(以下、本プログラム)は合田圭介プログラム・マネージャー(兼 東京大学大学院理学系研究科 教授)が実施する研究開発プログラムであり、当社が主要研究機関として参画することが10月30日付で内閣府により決定しました。本プログラムでは、ライフサイエンスにおける「砂浜から一粒の砂金」を高速・正確に発見・解析し、セレンディピティ(偶然で幸運な発見)を計画的に創出する革新的基盤技術の開発を行います。研究開発期間は2014年10月から2019年3月の4年半予定となり、当社はスーパーユーグレナを用いた超効率・超低コストのバイオ燃料創出などを目指します。
今回採択されたプログラムと当社の実施内容の詳細は以下の通りです。
「セレンディピティの計画的創出による新価値創造」と実施内容について
本プログラムでは、従来技術では統計データに埋もれていた細胞の個性を発見するセレンディピターの開発と、そのセレンディピターを用いて効率的に細胞の優れた能力を発掘し利活用することで、グリーンイノベーション※1およびライフイノベーション※2の質的変革を推進します。
なお当社は今回のプログラムにて、細胞に対して刺激を与えて様々な個性をもつ細胞を創りだす方法や、それぞれの細胞の個性を光技術で見極める方法の開発を実施します。また、燃料生産に適したスーパーユーグレナの選抜を行ない、そのスーパーユーグレナを用いた超効率・超低コストのバイオ燃料の創出などを目指します。研究開発は東京大学、京都大学、大阪大学、千葉大学、慶応義塾大学、カリフォルニア大学、コロンビア大学などと協力して進めます。
※1 グリーンイノベーション…低炭素社会の実現を目指す技術的試み
※2 ライフイノベーション…健康長寿社会を実現するとともに、国際競争力強化による経済成長に貢献することを目指す試み
<株式会社ユーグレナについて>
売上高:2,091百万円(連結、2013年9月期)
事業内容:2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うとともに、水質浄化やバイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。2012年12月東証マザーズに上場。
以上
※研究開発プログラム「セレンディピティの計画的創出による新価値創造」の詳細
https://www.youtube.com/watch?v=Q3F_qgUh8Yw
―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ 広報IR課