ニュースリリース
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10月1日、初の海外拠点として「バングラデシュ事務所」を開設します
~創業のきっかけの地・バングラデシュの首都ダッカに活動拠点を設置~
株式会社ユーグレナ
株式会社ユーグレナ(本社:東京都文京区、社長:出雲充)は、バングラデシュ人民共和国(以下、バングラデシュ)に10月1日(火)、初の海外拠点である『バングラデシュ事務所』を開設いたします。事務所は、バングラデシュの首都・ダッカでも各国の大使館等が集まる中心地・グルシャン地域に位置します。
■開設の経緯
当社の創業者である社長の出雲は、東京大学1年生の夏(1998年)にバングラデシュへ訪れた際に、「お米はあるがそのほかの食べ物が少なく、栄養が偏っていて栄養失調が発生している」という栄養問題に直面しました。帰国後、そのような貧困国における栄養問題を解決するために栄養豊富 かつ輸送が簡易な食材を大学内で探し求め、農学部で出会ったのが動物と植物両方の豊富な栄養素(59種類)を持つ「微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)」でした。その後、2005年8月に 「人と地球を健康にする」を経営理念としてユーグレナ社を設立し、同年12月に世界で初めて微細藻類ユーグレナの屋外大量培養に成功、現在は国内にてサプリメントや食品として販売しています。
2012年12月から2013年3月に外務省予算により実施したバングラデシュでのODA案件化調査の実施により可能性が示唆され、バングラデシュ事務所の開設に至りました。今後は経営理念実現の第一歩として、バングラデシュでの栄養問題の解決に関する取り組みを現地の企業やNGOと協力体制を築きながら進めていく予定です。
■バングラデシュ事務所開設の目的
1.バングラデシュにて栄養問題の解決を目指した微細藻類ユーグレナ入り食品の普及を行うための基点として活動します。
2. 将来の市場性を想定し、バングラデシュ国内の企業やNGOとの連携構築を行います。
■事務所概要
【名称】 euglena Co.,Ltd. Bangladesh Office
【所在地】 Flat #2-B, House # 3, Block # C, Road # 7, Niketon Housing Society, Gulshan-1 Dhaka-1212, Bangladesh
【建物構造】 鉄筋コンクリート造
【延床面積】 150 m2
<株式会社ユーグレナについて>
本店・研究所:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学アントレプレナープラザ 7階
売上高:1,585百万円
従業員数:45名(単体、2013年8月31日時点)
事業内容:2005年に世界で初めてCO2固定能力に優れる微細藻類であるユーグレナ(和名:ミドリムシ)の大量培養技術の開発に成功。そのユーグレナを利用し、機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うとともに、CO2固定化、水質浄化やバイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。2012年12月東証マザーズに上場。2012年3月、八重山殖産株式会社を完全子会社化。
以上
―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ 広報IR課