ニュースリリース
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独立行政法人 科学技術振興機構が募集するチーム研究「CREST」に
形質転換ユーグレナによるバイオ燃料生産基盤技術の開発」が採択されました
株式会社ユーグレナ
株式会社ユーグレナ(本社:東京都文京区、社長:出雲充)は独立行政法人科学技術振興機構(JST)の「CREST」※にて、研究課題「形質転換ユーグレナによるバイオ燃料生産基盤技術の開発」の共同研究グループとして採択を受けましたことをご報告します。
今回の採択内容における研究期間は2012年10月から2018年3月までとなります。研究課題は島根大学・石川教授を研究代表者として、石川教授グループ、近畿大学・田茂井准教授グループと当社にて推進し、当社は「ワックスエステル生産実用化に向けた効率的な培養法の確立」に関しての研究を行なっていきます。
詳細は以下のとおりです。
※CRESTとは…戦略的創造研究推進事業。国が定める戦略目標の達成に向けて、課題達成型基礎研究を推進し、科学技術イノベーションを生み出す革新的
技術シーズを創出するためのチーム型研究のこと。
「形質転換ユーグレナによるバイオ燃料生産基盤技術の開発」について
■課題概要
微細藻類ユーグレナは、光合成により得た貯蔵多糖パラミロン(β-1,3-グルカン)から、バイオディーゼル燃料としての利用が期待されるワックスエステル(主成分は、ミリスチン酸C14とミリスチルアルコールC14)を大量に生産します。本研究では、ワックスエステル醗酵経路とその調節機構の解明および関連有用遺伝子による形質転換技術を用いて、より高い光合成活性を持ちワックスエステル高生産可能な‘スーパーユーグレナ’の作出のための基盤技術の確立を目指します。
■応募研究領域
藻類・水圏微生物の機能解明と制御によるバイオエネルギー創成のための基盤技術の創出
■研究体制
島根大学 生物資源科学部 石川 孝博 教授グループ(研究代表者)
近畿大学 農学部 田茂井 政宏 准教授グループ
株式会社ユーグレナ 鈴木 健吾 グループ
■研究期間
2012年10月から2018年3月までの約5年半
<株式会社ユーグレナについて>
本店・研究所:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学アントレプレナープラザ 7 階
事業内容:2005 年に世界で初めてCO2 固定能力に優れる微細藻類であるユーグレナ(和名:ミドリムシ)の大量培養技術の開発に成功。そのユーグレナを利用し、機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うとともに、CO2 固定化、水質浄化やバイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。
以上
―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ 広報IR課