ニュースリリース
※ ニュースリリースは発表当時の内容を掲載しており、最新の情報とは異なる場合がありますためご注意ください。
NEDO「戦略的次世代バイオマスエネルギー利用技術開発事業」にて
微細藻類ユーグレナ等を原料とするバイオ燃料の研究等の延長が決定しました
株式会社ユーグレナ
株式会社ユーグレナ(本社:東京都文京区、社長:出雲充)は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「戦略的次世代バイオマスエネルギー利用技術開発事業(次世代技術開発)」にて、2010年より実施している微細藻類ユーグレナ等を原料とするバイオ燃料の研究開発および技術開発において、2年間の研究期間の延長が本年3月に決定しましたことをお知らせいたします。
なお、NEDOによる当該事業の期間は原則2年間とされていますが、今回は2010年から2012年の間にバイオ燃料の生産に関連する波及効果が見込まれる研究成果を上げたことより、実用化に向けて研究をさらに進めるために研究期間の延長が認められました。今回の更新により契約期間は2010年7月29日から2014年3月20日までになります。
当社では共同研究先とともにバイオ燃料の研究と技術の開発を継続して進めてまいります。
■「戦略的次世代バイオマスエネルギー利用技術開発事業」について
当該事業はNEDOが公募するもので、バイオマスエネルギーの導入と普及を図るため、『革新的な次世代バイオマス利用技術シーズの開発(次世代技術開発)』と、『実用化のための技術開発(実用化技術開発)の推進』の2つの技術開発を戦略的に関連させて実施する事業です。このうち次世代技術開発については、事業期間は原則2 年間とされていますが、著しい波及効果の見込まれる研究成果を上げ、実用化に向けた研究段階に移行できると判断される場合には、審査を経て2年間の期間延長が行われることがあります。
■弊社が関連する研究開発テーマと受託先
1.「遺伝子改良型海産珪藻による有用バイオ燃料生産技術開発」
国立大学法人高知大学(農学部門)、国立大学法人京都大学(農学部)、国立大学法人東京大学(農学部)、株式会社ユーグレナ
2.「微細藻由来のバイオジェット燃料製造に関する要素技術の研究開発」
JX日鉱日石エネルギー株式会社、株式会社日立プラントテクノロジー、慶應義塾大学(先端生命科学研究所)、株式会社ユーグレナ
<株式会社ユーグレナについて>
本店・研究所:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学アントレプレナープラザ 7階
事業内容:2005年に世界で初めてCO2固定能力に優れる微細藻類であるユーグレナ(和名:ミドリムシ)の大量培養技術の開発に成功。そのユーグレナを利用し、機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うとともに、CO2固定化、水質浄化やバイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。
以上
―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ 広報IR課