ニュースリリース
ユーグレナ社、「持続可能な航空燃料(SAF)の導入促進に向けた官民協議会」の
新たな構成員となりました
株式会社ユーグレナ
株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充)は、2025年2月26日に開催された第6回「持続可能な航空燃料(SAF)の導入促進に向けた官民協議会」より、同協議会の構成員となったことをお知らせします。
同協議会は、SAFの導入を加速させるため、技術的・経済的な課題や解決策を官民で協議し、一体となって取り組みを進める場として、経済産業省資源エネルギー庁および国土交通省のもと2022年4月に設立され、国内の航空会社やエネルギー関係企業、関係省庁や関連団体で構成されています。
当社は、バイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントを日本で初めて稼働させ、SAFおよび次世代バイオディーゼル燃料として「サステオ」を展開し、陸・海・空すべてのモビリティへの供給を実施してきました。現在は、羽田空港におけるエアラインに対するSAF供給・販売の事業化に向けたサプライチェーン構築の共同検討※1や国際的なバイオ燃料製造プラントの建設・運営プロジェクト※2を行っています。
また、将来的なバイオ燃料の需要拡大を支える持続可能な原料の選択肢として、UCO(使用済食用油)等の産業廃棄油の調達や微細藻類由来油脂の大規模生産に関する研究開発を推進※3,4しているほか、ソーシャルビジネスを展開しているバングラデシュにおいてUCO(使用済食用油)回収事業や油糧作物栽培などを通じたSAF向け原料サプライチェーンの構築※5を目指しています。
当社は、同協議会の構成員として、今後も引き続きステークホルダーとともに、SAFの普及拡大や国内供給の推進、技術開発等に取り組み、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
※1 2024年5月8日ニュースリリース「羽田空港におけるエアラインへのSAF供給および販売実現に向けた基本合意書を締結」https://www.euglena.jp/news/20240508-2/
※2 2024年7月26日ニュースリリース「ユーグレナ、PETRONAS、Enilive の3社、マレーシアにおけるバイオ燃料製造プラントの建設・運営プロジェクト最終投資決定を完了」https://www.euglena.jp/news/20240726-2/
※3 2024年8月28日ニュースリリース「ユーグレナ社、マレーシアのペトロナスリサーチ社とバイオ燃料原料用微細藻類の大規模生産技術に関する包括的共同研究契約を締結」https://www.euglena.jp/news/20240828-2/
※4 2025年2月17日ニュースリリース「バイオ燃料原料開発の実証試験にて、商業生産用タンクでのユーグレナ(ミドリムシ)の高密度培養に成功」https://www.euglena.jp/news/20250217-2/
※5 2025年2月3日ニュースリリース「ユーグレナ社、バングラデシュにおけるSAF向け原料サプライチェーン構築に向けた調査事業を実施」https://www.euglena.jp/news/20250203-3/
<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供、未利用資源等を活用したサステナブルアグリテック領域などの事業を展開。2014年より、バングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を、継続的に実施している。https://euglena.jp
―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ 広報宣伝部