ニュースリリース
※ ニュースリリースは発表当時の内容を掲載しており、最新の情報とは異なる場合がありますためご注意ください。
社会問題の解決をけん引するリーダーを増やすために『リーダー版ユーグリズム』を新設
「Sustainability First」を体現するリーダー人材像を明確化
株式会社ユーグレナ
株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長:出雲充、以下「ユーグレナ社」)は、創業15周年を迎え、2020年8月11日のコーポレート・アイデンティティ(CI)刷新の発表※1、2020年9月2日の行動指針『ユーグリズム』改定の発表※2に続き、当社の事業成長を通して社会問題の解決を率いるリーダーたちの行動指針として『リーダー版ユーグリズム』の新設を発表いたします。
※1 2020年8月11日発表リリース https://www.euglena.jp/news/20200811/
※2 2020年9月2日発表リリース https://www.euglena.jp/news/20200902-2/
リーダーの行動指針『リーダー版ユーグリズム」の新設
■『リーダー版ユーグリズム』新設の背景
当社は、本年8月9日で創業15周年を迎えたことにあわせて、コーポレート・アイデンティティ(CI)を刷新しました。その中で、激しく変化する時代に対応するためには、どんなに時代が変化したとしても変わらない当社自身のありたい姿の実現を、企業経営の中心に据えるべきという答えにたどり着き、「ユーグレナ社がありたい姿」として「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」を掲げました。
今後は、ミドリムシを活用するだけでなく、サステナビリティを軸に当社の事業を展開し、社会問題の解決に取り組んでまいります。サステナブルな環境、サステナブルな健康、サステナブルな社会、サステナブルな生活、サステナブルな働き方、サステナブルな組織、様々なステークホルダーに向けて、自分の幸せが誰かの幸せと共存し続けることを目指します。
このような事業展開、企業経営を実現し、ユーグレナ社を「ミドリムシ」の会社から「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」の会社へアップデートするためには、当社自体が変革する必要があると考え、2020年9月2日に発表したとおり、当社の仲間の行動指針である『ユーグリズム』を改訂しました。これに加えて、地球環境や社会が直面する問題をスピーディーに解決していくために、当社の仲間を率いるリーダーにはより高い水準での行動指針が求められるという考えに至りました。具体的には、「ユーグレナ社の経営を安定させる」という姿勢にとどまらず、「ユーグレナ社を通して、地球環境や社会が直面する問題を本気で解決する」という姿勢が必要であるという結論に至り、そのまず一歩として、リーダーの行動指針となる『リーダー版ユーグリズム』を新設することになりました。
新設にあたっては、役職、年齢、社歴、拠点が異なる様々なリーダーが集まり、新型コロナウイルス感染症の影響で実際に会えない状況の中、オンラインMTGツールを使ってワークショップやディスカッションを重ね、ユーグレナグループのリーダーらしさとは何かを言語化しました。そして草案をまとめ経営会議に提出し、正式なリーダーの行動指針が決定しました。
■リーダーの行動指針 3つの「リーダー版ユーグリズム」
新設した『リーダー版ユーグリズム」に当社が込めた思いは以下です。
1.夢を描き、熱を伝導する ~熱伝導率2000!~
私達は「Sustainability First」の世界を実現する集団。
経営とシンクロし、夢を描き、自分事化して経営と同じ熱量で仲間に伝える。
リーダーとは、経営陣と目指す世界観をシンクロさせ、チームの方向性を定める役割を担っており、リーダー自らが具体的な夢を語り、自分事化して経営と同じ熱量で仲間に伝えていくことが大事だと考えています。そこで、熱の移動しやすさを表す熱伝導率という言葉を活用し、熱伝導率が高い物質であるダイヤモンドの熱伝導率2000を用いて、ダイヤモンドのようにキラキラした未来を思い描き、透明性をもって仲間に伝えていくという思いを、この行動指針に込めました。
2.世界基準の場を共創する ~増殖率∞~
「Sustainability First」の実現には世界基準レベルの思考と行動が必要。
すべてのユーグレナ社の仲間が最高のパフォーマンスを発揮し、持続的に成長し続ける事ができる環境を共に創る。
ユーグレナ・フィロソフィーで掲げる「Sustainability First」の世界を実現することは、決して簡単なことではありません。ですが、当社は目の前にある短期的な課題ではなく、未来がずっと続いていくために出来ることに挑戦し、それを本当に実現しようとするからこそ、”世界基準”を常に念頭に置きながら、思考、行動していきたいと考えています。そして、世界基準の最高の場にすることで、当社の仲間が上限無く成長し、最高のパフォーマンスを発揮できる環境を構築していきたい。その思いを込め、ユーグレナの増殖という言葉をかけて、増殖率∞としました。
3.実現するまで、やりきる ~501回やってる?~
収益性と社会性を両立した「Sustainability First」の世界。
それを実現するまで、あらゆる方法を検討・実行し、最後まであきらめない。
収益性と社会性の両方を同時に満たすためには、実現に向けてのあらゆる方法を戦略的に考え、実行に移し、ダメなら勇気をもってすぐに変えていくことが大事だと考えています。当社の代表の出雲が、ユーグレナ社の創業時に、501回目の商談でようやく契約を取ることができた時のように、リーダーには、実現するまであきらめずにやり抜くスタンスで物事に臨んでいって欲しい。501回にはその意思が込められています。
当社は今後、新設した『リーダー版ユーグリズム」に基づき、「Sustainability First」の世界の実現に向けた社会変革を、仲間の力を合わせ、スピード感をもって実行してまいります。
※用語解説
仲間:ユーグレナグループでは、社員のことを同じ志をもった「仲間」と呼んでいます
ユーグリー:ユーグレナグループでは、Sustainability Firstに共感してくれる人、一緒に目指す人を「ユーグリー」と定義しています
<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ・クロレラなどを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。また、2014年より行っている、バングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」の対象商品を、2019年4月より化粧品を含む全グループ商品に拡大。2012年12月東証マザーズに上場。2014年12月に東証一部市場変更。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp