ニュースリリース
※ ニュースリリースは発表当時の内容を掲載しており、最新の情報とは異なる場合がありますためご注意ください。
続報!国土交通省の通達改正により、日本国内でも当社バイオジェット燃料が使用可能になりました
~国産バイオ燃料フライト実現に向けて更に一歩前進~
株式会社ユーグレナ
株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長:出雲充)は、国土交通省の通達「航空機に搭載する代替ジェット燃料(ASTM D7566 規格)の取扱いについて」の一部改正(以下「国交省通達一部改正」))※1が2020年2月3日付で交付・施行されたことにより、当社のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラント(以下「バイオ燃料製造実証プラント」)で製造するバイオジェット燃料が日本国内でも正式に使用可能になったことをお知らせします。
※1 2019年12月11日に国土交通省航空局が「『航空機に搭載する代替ジェット燃料(ASTM D7566規格)の取扱いについて』の一部改正に関する意見募集について」にて
パブリックコメントを募集。寄せられたパブリックコメントの結果は下記の通り。
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155191244&Mode=2
当社は、バイオ燃料製造実証プラントへの導入技術「BICプロセス」※2が、国際規格であるASTM D7566規格の新規格を取得したことを2020年1月31日付のリリースで発表しました※3。ASTM D7566規格の新規格取得により、当社のバイオ燃料製造実証プラントで製造したバイオジェット燃料は、民間航空機に搭載可能な燃料であると国際的に認められることになりました。一方、日本国内での使用については、1月31日付のリリースで記載したとおり、国交省通達一部改正の交付・施行を待つ状況でしたが、今回の国交省通達一部改正の交付・施行により、当社が製造するバイオジェット燃料が日本国内においても正式に使用可能になりました。
今後も、当社は国産バイオジェット燃料でのフライト実現に向けて努力してまいります。
※2 正式名称はバイオ燃料アイソコンバージョンプロセス技術。米国のChevron Lummus GlobalとApplied Research Associates(以下「ARA社」)が共同開発した独自の
バイオ燃料製造技術。ASTM D7566規格の新規格の取得は、当社にBICプロセスをライセンス付与するARA社が申請。
※3 2020年1月31日付リリース https://euglena.jp/news/20200131-2/
<ユーグレナ バイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントについて>
2018年10月31日に竣工した、日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラント。当社は完成を機に、横浜市、千代田化工建設、伊藤忠エネクス、いすゞ自動車、全日空、ひろしま自動車産学官連携推進会議をサポーターとして、「日本をバイオ燃料先進国にする」ことを目指す『GREEN OIL JAPAN(グリーンオイルジャパン)』を宣言(https://euglena.jp/news/20181102-2/)。バイオ燃料製造実証プラントに導入している「BICプロセス」がASTM D7566規格の新規格を取得し、この度国交省の通達が公布・施行されたことにより、国産バイオジェット燃料でのフライト実現にまた一歩近づきました。
<株式会社ユーグレナについて>
2005 年に世界で初めて石垣島で微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。石垣島で生産した微細藻類ユーグレナ・クロレラなどを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うほか、バイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。2012 年 12 月東証マザーズに上場。2014 年 12 月に東証一部市場変更。経営理念は「人と地球を健康にする」。https://euglena.jp
以上
―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ コーポレートコミュニケーション課