ニュースリリース
※ ニュースリリースは発表当時の内容を掲載しており、最新の情報とは異なる場合がありますためご注意ください。
リアルテックファンド、ダメージレス部品実装技術「IHスポットリフロー」を
開発する「株式会社ワンダーフューチャーコーポレーション」へ出資を実施
株式会社ユーグレナインベストメント
株式会社ユーグレナインベストメント(本社:東京都港区、代表:永田暁彦)は、研究開発特化型ベンチャーキャピタルファンド「リアルテックファンド」の新たな投資先として、ダメージレス部品実装技術※「IHスポットリフロー」を開発する株式会社ワンダーフューチャーコーポレーション(以下WFC社)への出資を実施したことをお知らせいたします。
※ダメージレス部品実装技術:基材や実装対象部品へのダメージを抑え、電子部品などを取り付ける技術
WFC社は、ダメージレス部品実装技術「IHスポットリフロー」を始めとする次世代の実装技術で、IoT社会を支える「ものづくりのインフラ」を創る企業です。
従来のはんだリフロー等の実装技術では、基材やデバイスに掛かる熱ダメージと、熱ダメージに耐えるために基材として柔軟性・伸縮性の低いガラスや、高価なポリイミドなどの耐熱性基材の使用が避けられません。WFC社が開発した「IHスポットリフロー」は、IH(電磁誘導)を応用した実装技術で、実装が必要な部分のみを瞬時に、かつ物理的なストレスなくダメージレスに実装します。この技術により、安価で柔軟性・伸縮性のあるPET・布・紙などの低耐熱性基材に電子部品が実装可能となり、今までにないデバイスの開発が可能となります。
リアルテックファンドは、今回WFC社が第三者割当増資により発行した株式を引き受けるとともに、WFC社が採択を受けた国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による平成30年度「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援」助成事業の認定VCとして、同社の研究開発や販売・マーケティング活動等を支援していきます。
詳細は以下のとおりです。
株式会社ワンダーフューチャーコーポレーションへの出資について
■株式会社ワンダーフューチャーコーポレーションの概要と支援内容について
設立年月: 2013年4月1日
所在地 : 神奈川県横浜市日吉本町3-29-8-102(本社)
東京都千代田区神田須田町1-21-5 C-5ビル 9階B(東京事務所)
代表者 :代表取締役社長 福田 光樹
資本金 :27,500,000円(資本準備金を除く)
事業内容:3D樹脂製タッチパネルの開発および開発支援、IHスポットリフロー装置販売および支援
HP : http://www.wonderf-c.com/
支援内容:ファンドの出資企業との連携推進、研究開発や販売・マーケティング活動の支援
出資時期:2018年8月
■リアルテックファンドについて(HP:http://www.realtech.fund)
ユーグレナ社の100%子会社であるユーグレナインベストメント、SMBC日興証券、リバネスが 3 社で設立した「合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル」が管理運営するベンチャーキャピタルファンドで、リアルテックベンチャーの投資育成を主目的としています。参加企業は合計30社、ファンド規模は94億円(2018年10月現在)で、日本最大級のリアルテック特化型ファンドです。出資者である事業会社とともに、リアルテックベンチャーへの投資・育成を行っています。
以上
―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナインベストメント 広報担当