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ニュースリリース

※ ニュースリリースは発表当時の内容を掲載しており、最新の情報とは異なる場合がありますためご注意ください。

2018.06.29

ユーグレナ社と筑波大学、共同研究として『セルフメディケーション推進特別研究事業』を開始
~硫黄化合物を用いた疾患の新しい指標や診断方法の構築を目指します~

株式会社ユーグレナ
国立大学法人筑波大学

 株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長:出雲充、以下ユーグレナ社)と国立大学法人筑波大学(学長:永田恭介、以下筑波大学)は、2018年7月1日(日)より、共同研究として『セルフメディケーション推進特別研究事業』を開始します。

 日本が超高齢化社会を迎えるなか、健康的に過ごせる寿命(健康寿命)を自分自身で責任を持って管理するという概念である「セルフメディケーション」が注目されています。
 『セルフメディケーション推進特別研究事業』では、生物の必須元素であり生物内のたんぱく質の修復や酸化度の指標となる硫黄化合物の解析に関する研究を行い、現在困難とされている生物内の硫黄代謝物の測定方法や多様な試料からのより高精度な測定方法の開発などに取り組み、硫黄化合物を用いた疾患の新しい指標や診断方法の構築を目指します。
 また、ユーグレナ社では、今年4月より筑波大学国際産学連携本部の大津厳生准教授が開発した、硫黄化合物を網羅的に測定解析する技術を用いた「サルファーインデックスサービス」を展開しており、今回の共同研究を活かした「サルファーインデックスサービス」の利用可能性の拡大やセルフメディケーション関連事業への実用化を推進してまいります。

ユーグレナ社と筑波大学との特別共同研究事業について

■研究事業名称: 『セルフメディケーション推進特別研究事業』
■研究目的:   新しい硫黄化合物測定解析技術の研究開発および同技術のセルフメディケーション関連事業への実用化
■研究内容:   現在測定が困難とされている硫黄代謝物の測定方法の開発、多様な試料からの高精度な測定方法の開発
■研究期間:   2018年7月1日~2021年3月31日

<筑波大学について>
1973年10月に「開かれた大学」「教育と研究の新しい仕組み」「新しい大学自治」を特色とした総合大学として発足。大学改革の先導的役割を果たしつつ、教育研究の高度化、大学の個性化、大学運営の活性化など、活力に富み、国際競争力のある大学づくりを推進しています。

<株式会社ユーグレナについて>
2005 年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うほか、バイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。2012 年 12 月東証マザーズに上場。2014 年 12 月に東証一部市場変更。

以上

―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ コーポレートコミュニケーション課
国立大学法人筑波大学 広報室

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