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2019.05.27
東京理科大学とのユーグレナ細胞内の吸収スペクトル測定に関する共同研究の論文が、日本植物学会の英文誌「Journal of Plant Research」に掲載されました
東京理科大学との「無走査型吸収分光イメージング法による生きたユーグレナ細胞内のヘマトクロム様顆粒と眼点の吸収スペクトル測定」に関する共同研究の論文が4月12日、日本植物学会の英文誌「Journal of Plant Research」に掲載されました。
ユーグレナは、細胞内に赤血色の色素を含むヘマトクロム様顆粒が生じることがありますが、その外観、及び吸収スペクトル※は、鞭毛付け根にある眼点によく似ています。本研究では、このヘマトクロム様顆粒、及び眼点の詳細な吸収スペクトルを基にそれらを区別できることを示しました。※連続した波長の光を物質に透過させた際に吸収される光の波長パターン
今回の研究成果は、ユーグレナ生細胞の色素成分などを評価できる新たな手法への応用が期待されます。論文はこちら(英語論文)
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2019.05.23
ユーグレナGENKIプログラムよりバングラデシュ事務所レポートを更新しました
2019年4月の活動報告は、2014年4月から始り5周年を迎えた「GENKIプログラム」の振り返り、野菜を販売して家計を助ける少女についてです。
ぜひご覧ください。
2019年4月活動報告 -
2019.04.30
生産開発科学研究所、北里大学獣医学部ほかとの「ユーグレナを採卵鶏に給餌した際の卵黄へのカロテノイドの蓄積」に関する共同研究の論文がCarotenoid Science vol.23に掲載されました
生産開発科学研究所、北里大学獣医学部、あすかアニマルヘルス株式会社、愛媛県農林水産研究所畜産研究センター養鶏研究所との「ユーグレナを採卵鶏に給餌した際の卵黄へのカロテノイドの蓄積」に関する共同研究の論文が2019年4月発行のCarotenoid Science vol.23に掲載されました。
本研究では微細藻類ユーグレナを採卵鶏に給餌することで、微細藻類ユーグレナに含まれる三重結合を持つカロテノイド(ジアトキサンチンとアロキサンチン)が卵黄に蓄積されることならびに、鶏卵に蓄積されたジアトキサンチンとアロキサンチンは活性酸素を消去する働きを持つことが明らかとなりました。
今回の研究成果により、微細藻類ユーグレナを採卵鶏に給餌することで活性酸素を消去する働きを持つジアトキサンチンとアロキサンチンなどを含む鶏卵の生産が可能であることが示されました。 -
2019.04.26
『ユーグレナプロジェクト』のvol.27「自由が丘とミドリムシを普及せよ。」を公開しました
ミドリムシの普及のため取り組んだ、定番商品「ユーグレナの緑汁」の開発や、自由が丘でのオリジナルドリンクのサンプリングなどについて記載した『ユーグレナプロジェクト』vol.27「自由が丘とミドリムシを普及せよ。」を公開しました。
ぜひご覧ください。
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2019.04.26
2019年度第1回日本農芸化学会(3月24日~27日)にて「トピックス賞」と「企業研究者活動表彰」を受賞しました
・トピックス賞
当社からの発表演題である「ユーグレナ油脂生産における硫黄に関する副次的反応の解明」が「トピックス賞」を受賞しました。・企業研究者活動表彰
当社研究メンバーの中島が日本農芸化学会活動への貢献を評価いただき「企業研究者活動表彰」を受賞しました。