ニュースリリース
第25回物流環境大賞の特別賞を受賞!
次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を使用した「サステナブル配送プロジェクト」
株式会社ユーグレナ
株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充)は、佐川急便株式会社(以下「佐川急便」)と取り組んだ「サステナブル配送プロジェクト」等が、第25回物流環境大賞の特別賞を受賞し、本日6月28日に表彰されたことをお知らせします。
第25回物流環境大賞 特別賞 表彰式の様子
左から、一般社団法人日本物流団体連合会 真貝会長、佐川急便 枝川取締役、当社 社長 出雲
物流環境大賞は、一般社団法人日本物流団体連合会が物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図り、物流の健全な発展に貢献された団体・企業または個人を表彰するために創設した賞です。本賞では、近年、物流分野においても環境との調和がますます重要となっているという現状から、物流部門において、優れた環境保全活動や環境啓発活動、あるいは先進的な技術開発・活用などを行なうことにより、環境負荷低減の面から物流業の発展に貢献した事業者等を表彰しています※1。
※1 https://www.butsuryu.or.jp/public/environment/
今回、第25回物流環境大賞の特別賞を受賞した取り組みは、「サステナブル配送プロジェクト」と本プロジェクトの仕組みを横展開したトライアスロン大会用品の輸送です。
「サステナブル配送プロジェクト」とは、持続可能な社会の実現に向けて温室効果ガスの排出量削減に取り組むため、お客さま(個人)・荷主(当社)・運送事業者(佐川急便)の三者が協力し、通販における配送の一部に次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を給油したトラックを活用する仕組みです。本プロジェクトにご賛同いただけるお客さまから「サステオ」導入費用へのご支援を2023年6月26日から同年末まで募り、集まったご支援額と同額を当社と佐川急便の両社からもそれぞれ拠出、佐川急便 浜松営業所の車両約100台に約8,000リットルの「サステオ」を使用し、4.11トン相当のCO2排出量を削減できました※2,3。
また、関東から滋賀県までのトライアスロン大会用品の輸送について、トラック輸送は「サステオ」でCO2排出量を相殺、鉄道輸送はJ-クレジットを利用することによりCO2排出量をオフセットし、サステナブルな物流でイベントをサポートしました※4。
※2 2023年6月26日ニュースリリース:https://www.euglena.jp/news/20230626-2/
2023年9月6日ニュースリリース:https://www.euglena.jp/news/20230906-2/
※3 2024年4月24日ニュースリリース:https://www.euglena.jp/news/20240424-2/
※4 2023年10月12日ニュースリリース:https://www.euglena.jp/news/20231012-3/
当社は、持続可能な社会の実現に向けて環境負荷低減に貢献するため、今後も次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」の普及を目指します。
<サステオについて>
「サステオ」は、食料との競合や森林破壊といった問題を起こさない持続可能性に優れたバイオマスを原料とするバイオ燃料であり、バイオマス原料を活用することから、化石燃料由来の燃料と相対的に比較した場合にCO2削減効果が期待されます。その最大の特徴は、分子構造が石油由来の軽油と同じ炭化水素のため、軽油を使用する機械や車両にそのまま利用可能であることです。
<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供、未利用資源等を活用したサステナブルアグリテック領域などの事業を展開。2014年より、バングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を、継続的に実施している。https://euglena.jp
―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ 広報宣伝部