Press Releases
商船三井ロジスティクスグループがユーグレナ社の次世代バイオディーゼル燃料を用いたトラックの運行開始
商船三井ロジスティクス株式会社
株式会社ユーグレナ
商船三井ロジスティクス株式会社(代表取締役社長:八嶋浩一、本社:東京都千代田区、以下「商船三井ロジスティクス」)と株式会社ユーグレナ(代表取締役社長:出雲充、本社:東京都港区、以下「ユーグレナ社」)は、本年4月より、低・脱炭素社会の実現に向けた環境保全への取り組みの一環として、商船三井ロジスティクスのグループ会社であるハーモニートランスポート株式会社(社長:半田重宏、本社:千葉県成田市、以下「HMT」)が関東地方1都6県で運行する輸出入航空・海上貨物の国内集荷・配送用トラックに、ユーグレナ社の製造・販売する次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」(以下「サステオ」)を導入します。
左:ユーグレナ社代表取締役社長 出雲充、右:商船三井ロジスティクス社長 八嶋浩一
商船三井ロジスティクスグループのハーモニートランスポート運行トラックに、ユーグレナ社のバイオ燃料を使用
商船三井ロジスティクスは、ミッションとして「低・脱炭素分野に注力する商船三井グループの一員として、環境負荷低減を意識したサービスの提供を心がけること」を掲げています。商船三井グループの環境憲章(註1)、並びに環境ビジョン2.1(註2)に沿い、世界経済のインフラを支える総合輸送グループとして、人類全体の問題である海洋・地球環境の保全のために、企業活動全般において環境保全に配慮し行動することに取り組んでおります。
今回使用するサステオは、使用済み食用油と微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ、以下「ユーグレナ」)等を原料に使用し、車両自体の内燃機関を変更することなく使用することが可能な次世代バイオディーゼル燃料です。サステオは、燃料の燃焼段階ではCO2を排出しますが、使用済みの食用油の原材料である植物も、ユーグレナも、成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、燃料を使用した際のCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されています。
今般、HMTが保有・運行するトラックにサステオを使用することで、商船三井ロジスティクスグループは地球に優しいグリーンロジスティクスを一層推進し、環境破壊を防ぎながらサステナブルな社会の維持発展に、ユーグレナ社とともに貢献してまいります。
(註1) 商船三井グループの環境憲章
https://mol.disclosure.site/ja/themes/100
(註2) 商船三井グループの環境ビジョン2.1
https://mol.disclosure.site/ja/themes/101
<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014年より行っている、バングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナ GENKI プログラム」の対象商品を、2019年4月より化粧品を含む全グループ商品に拡大。2012年12月東証マザーズに上場。2014年12月に東証一部市場変更。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp
<商船三井ロジスティクス株式会社について>
創業60年を超える商船三井グループの中核物流会社として、航空、海上、陸上の貨物輸送サービスはもとより、これらを組み合わせた総合物流サービスや海外引越サービスを提供しております。「お客様のいかなるニーズにもお応えできる総合的な付加価値の高い物流事業を展開し、世界の人々の毎日を支え、豊かな未来をひらくこと」を使命に、MOL Logisticsの統一ブランドの下、現在26カ国に135の自営拠点と、51カ国に188拠点の代理店網を展開。ネットワークの広さと、商船三井グループの総合力で、お客様の物流ニーズにお応えできるサービスメニューの豊富さが強みです。https://www.mol-logistics-group.com/
<ハーモニートランスポート株式会社について>
商船三井ロジスティクスグループの国内での貨物の集荷・配送を担う運送会社です。一般貨物から、保冷品、危険品、大型精密機械に至るまで、商品の特性や量、輸送条件に合わせて、最適な輸送方法を選択し、最適な車両を手配いたします。
―報道関係者お問い合わせ先―
商船三井ロジスティクス株式会社 営業企画部
株式会社ユーグレナ 広報宣伝部