未来への責任ある行動を
CFOの考える経営改革

当社は、会社として未来を変えていくために、
現在の経営陣に加えて未来を生きる当事者である将来世代が経営の議論に参加していくべきと考え、
2019年10月に500を超える応募のなかから
CFO(Chief Future Officer:最高未来責任者、以下「CFO」)を決定しました。
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CFOの役割と策定方針
CFOはユーグレナFutureサミットメンバー
(以下「サミットメンバー」)と共に、
ユーグレナ社が社会の持続的な発展に貢献できるよう、
将来世代のニーズを損なうことのない
経営を主導する役割を担っています。
CFOとサミットメンバーは、2019年10月の就任後、
当社の経営状態が「人と地球を健康にする」という経営理念に沿っているかを調査し、
環境に関する以下の方針を策定しました。
環境への意識の高さ、低さに関わらず
当社は消費者が意識せずとも
環境に配慮した行動をとれる
仕組みの構築を目指す
当社の決定と挑戦
当社はCFOとサミットメンバーが策定した方針に基づき、
2021年までに商品に使用される石油由来プラスチック使用量の50%削減に挑戦することを決定しました。

2021年までに
プラスチック使用量50%削減を
目指します。
施策1:既存ペットボトルの100%撤廃
現状展開している飲料用ペットボトル商品を全廃し、環境負荷の低い紙容器商品に切り替えます。
施策2:一部商品でストローの有無を 選択可能に
自社ECで販売する紙容器商品において、お客様自身でプラスチックストローの有無が選択可能になります。
上記2つの施策の他、ヘルスケア事業において商品容器の石油由来プラスチックの使用を全面的に見直し、
容器の軽量化、商品ラインナップの見直しなどを通じて更なる石油由来プラスチック量の削減を目指します。
今後の方針
現役世代のお客様が、当社商品の使用を通して、
意図せずに将来世代の環境に負荷をかけてしまうことは、
企業のつくる責任として
避けなければならないと考えております。
今後は、商品のプラスチック削減に向けた取り組みに
とどまらず、当社は環境に配慮した行動につながる
施策を続けていきます。

CFOのコメント
みなさん、初めまして。
株式会社ユーグレナCFOの小澤杏子です。
2020年6月29日にユーグレナ社が「既存のペットボトル全廃」を発表した背景と私の思いを伝えます。
私は、環境問題に関する様々なニュースや実体験を通して、
今の地球の状況に危機感を抱くようになりました。
そして、解決への一歩として、
ユーグレナ社のCFOに応募しました。
CFO就任後、数ヶ月にわたりサミットメンバーと
ディスカッションを重ねるうちに、
「既に地球は危機に陥っているのに、
皆が行動できないのはなぜか?」という疑問が湧きました。
そこで「環境問題を自分事化するのが難しいのであれば、
『消費者が意識せずとも環境に配慮した行動を取れる仕組み』を企業が構築すれば…」と考え、
ユーグレナ社に提言し、「既存ペットボトル商品全廃」に繋がりました。
このような環境に配慮した行動が他企業にも波及し、環境に配慮した行動が当たり前となる世界を実現していきたいです。