euglena Project

19

ユーグレナのカフェを
石垣島で開店せよ。

「ユーグレナ・ガーデン」の立ち上げ

2012.11-2013.03

完了

インターン入社日に頼まれた仕事は、
石垣島でカフェを立ち上げるというプロジェクト

2011年11月のある日、
「長瀬くん、入社前にインターンする?」
とユーグレナ社に内定が決まっていた長瀬は、取締役CMO(当時)の福本からインターンの話を持ち掛けられた。

そして始まったインターンの初日、オリエンテーション後にメールを開くと、そこにはさっそく福本から仕事の依頼が届いていた。
「ユーグレナの生産拠点である石垣島に、ユーグレナのカフェの新規立ち上げを計画している。プロジェクトメンバーのひとりとして、現地のカフェの市場調査と家具の選定をしてくれないか?」
「承知しました…!」
少し緊張しつつも返信した。

取締役CMOの福本は、石垣島の方々に日頃の感謝の気持ちを伝えると同時に、商品やユーグレナ社について発信できる新しいアンテナショップの形として、石垣島でユーグレナ料理が楽しめるカフェを立ち上げようと計画していた。そして、まさにこのプロジェクトを本格的に始動するタイミングで、長瀬に加わってもらったのだ。

作業中の長瀬の様子

長瀬は大学院在学中、石垣島など沖縄県にサンゴ礁の保全活動を行う学生団体の活動で頻繁に訪れていたこともあり、お世話になった方々のいる石垣島で仕事ができると思うと心が躍った。

石垣島にアンテナショップ兼カフェの
「ユーグレナ・ガーデン」を立ち上げる

長瀬は、備品関係のリサーチをしたり、ときには福本と一緒に食器や家具を見に行ったりしながら準備を進めた。
2013年の年明けには一気に作業スピードを上げていき、福本たちがカフェで提供する料理を試作していく傍ら、長瀬はインターン生ながらも家具、食器、レジ、無線wifiの手配や、ユーグレナ入りのお酒「みどり酒」を使ったメニューを店で提供するため酒販免許の取得に向けて奔走した。
特に酒販免許の取得はゼロから調べて取り組まねばならず、初めての実務に戸惑いながらも、持ち前の行動力でどんどん情報を集めていった。

そして、カフェのオープンの数週間前、長瀬は現地での準備のため福本とともに沖縄県石垣島に飛んだ。
実際にカフェを訪れると、店の中はまだほぼ何もない状態。
「これは自分も主体的に動かないと間に合わないぞ…!」

焦る気持ちを情熱に変えて、カフェに訪れる人が笑顔になってくれる姿を思い浮かべながら、施工会社の方たちとともにカフェに設置するテーブルや椅子を一つひとつ作りあげていった。

オープン数週間前の「ユーグレナ・ガーデン」の様子

そして、2013年3月27日。
ついに「ユーグレナ・ガーデン」*1がオープンを迎えた。
*1:正式名称は「ISHIGAKI EUGLENA GARDEN(イシガキ ユーグレナガーデン)」

ユーグレナ・ガーデン店内
こだわって作った家具のおかげでくつろげる空間に仕上がった

石垣島の中心地にある商店街「ユーグレナモール」の隣接地に開店し、商店街振興組合の協力のもと、石垣島と周辺の地域の観光情報や、ユーグレナ社が石垣島で生産している石垣産ユーグレナを軸に展開する商品の情報発信を行う“アンテナショップ”として営業を開始したのだ。

また、ユーグレナ・ガーデンで出すメニューは、すべて石垣産ユーグレナや石垣島の食材を使用した創作料理として、地元の方だけでなく観光客の皆さまにも楽しんでいただけるよう工夫した。

提供しているメニューのイメージ画像*2とユーグレナ・ガーデンの看板
*2:2013年当時の写真。現在テラスの解放は終了

「学生時代に育ててもらった沖縄や石垣島の人たちに恩返ししたい」という想いからユーグレナ社に入社した長瀬。
「ユーグレナ・ガーデンの活動が、少しでも石垣島や観光客の皆さんが喜んでくれるきっかけになっていたら…」と当時を振り返る長瀬からは、沖縄、そして石垣島への愛と感謝の気持ちが溢れんばかりに伝わってくるのだった。

【ユーグレナ・ガーデンの概要】
アクセス:沖縄県石垣市大川270-2
営業時間:ランチタイム11:00~17:00、ディナータイム17:00~22:00 (21:30 L.O.)定休日なし

2018年8月掲出

euglena Data

~「ユーグレナ・ガーデン」のメニュー(一部)~

2018年8月現在


~「ユーグレナ・ガーデン」~

euglena Projects

vol.00

バングラデシュの子どもたちを
救う素材を探せ。

vol.01

誰もなし得ていない、ユーグレナの
屋外大量培養技術を確立せよ。

vol.02

ユーグレナを
300億円市場に育て上げよ。

vol.03

バングラデシュの
全ての小学校に給食を。

vol.04

煙突から排出されるCO2
ユーグレナを培養せよ。

vol.05

ユーグレナの化粧品事業を
立ち上げよ。

vol.06

日本初のバイオジェット燃料
製造プラントを建設せよ。

vol.07

「ミドリムシ」の名前を
武器にせよ。

vol.08

中国にユーグレナを
普及せよ。

vol.09

スーパーユーグレナを
獲得せよ。

vol.10

バングラデシュの
貧困問題を
緑豆事業で解決せよ。

vol.11

ユーグレナでタケダと
新商品を開発せよ。

vol.12

下水処理場の下水を活用し、
ユーグレナを培養せよ。

vol.13

ユーグレナの仲間の
「行動指針」を作成せよ。

vol.14

日本独自の技術で、
ユーグレナを培養せよ。

vol.15

仲間がより働きやすい
オフィスを追求せよ。

vol.16

ゆーぐりん保育園を
オフィスに併設せよ。

vol.17

ユーグレナで石垣島の
地域活性化に貢献せよ。

vol.18

ユーグレナの認知度を上げる
新商品を共同開発せよ

vol.19

ユーグレナのカフェを
石垣島で開店せよ。

vol.20

ユーグレナを飼料にして
比内地鶏を育成せよ。

vol.21

ユーグレナ入りディーゼル燃料を
いすゞ自動車と共同で実用化せよ。

vol.22

ユーグレナを使った
バイオ燃料を生産せよ。

vol.23

研究系ベンチャーを
ヒト、モノ、カネで支える
新しいファンドを確立せよ。

©2018 MELTIN MMI

vol.24

ユーグレナとクロレラで世界初の
ASC-MSC藻類認証を取得せよ。

vol.25

グループ企業との
シナジーを構築せよ。

vol.26

新しい仲間と、
遺伝子レベルで人を健康にせよ。

vol.27

自由が丘と
ユーグレナを普及せよ。

vol.28

ユーグレナサプリメントの
加工工場を立ち上げよ。

vol.29

理科のチカラで石垣島の
地域活性に貢献せよ。

vol.30

新しいユーグレナの
基幹化粧品を開発せよ。

vol.31

ロヒンギャ難民の
食料問題解決に貢献せよ。

vol.32

ユーグレナ由来の美容成分を
研究解明せよ。

vol.33

学生のチャレンジを応援!
通年採用を開始せよ。

vol.34

ユーグレナとクロレラで
ハラール認証を取得せよ。

vol.35

健康寿命を伸ばすユーグレナの
可能性を発見せよ。

vol.36

竹富島のクルマエビ養殖事業を
発展させよ。

vol.37

「G20軽井沢」にてユーグレナバイオディーゼル燃料で自動車を走らせよ。

vol.38

石垣島ユーグレナの魅力を伝えるキャラクターを企画せよ。

vol.39

CFO(最高未来責任者)を募集・選考せよ。

vol.40

国産カラハリスイカを
栽培せよ。

vol.41

日本初となる「バーチャルオンリー
株主総会」を開催せよ。

vol.42

次世代バイオディーゼル燃料を
普及させよ。

vol.43

コーポレート・
アイデンティティを刷新せよ。

vol.44

石垣島生まれの
ユーグレナを浸透させよ。

vol.45

ユーグレナ由来の
肥料研究を加速させよ。

vol.46

日本の空をバイオ燃料で
クリーンにせよ。

vol.47

オフィス環境を改善し、
仲間の生産性を向上させよ。

vol.48

化粧品における
サステナビリティを追求せよ

vol.49

次の新素材「ミドリ麹」の
価値を世に拡げよ。

vol.50

ユーグレナの
ESG経営を加速させよ

vol.51

未来世代アドバイザリーボードを
設置せよ。