人事として
学生の多様なチャレンジを応援したい
2018年10月、人事課に異動したばかりの金田は、これから始まる新たな仕事にワクワクしていた。
早速、金田が参加したミーティングでは、こんな話し合いになった。
「留学、起業、長期インターンシップなど学生の活動が多様化するなかで、このまま一括採用を続けるべきなんだろうか?」
就職活動の時期が決められていることで、その時期を考慮した動きを学生が取らざるを得ず、結果として彼らのチャレンジを阻んでしまう可能性がある。
ミーティングに参加していた、副社長の永田、人事課長の永井、金田は、この課題を重く受け止めた。
「一括採用が学生のチャレンジを阻んでいるとしたら、この課題をなんとか解決したいですね。そして、採用時期が限定されていることが理由で、ユーグレナ社に来れない学生がいる状況を無くさなければ…」
―実行までに時間はかからなかった。
「やるなら今なんじゃないか」
ある日の朝に入れた永田とのミーティングで、通年採用を開始することが決まったのだ。
金田たちは、学生の多様なチャレンジを応援すべく、通年採用開始に向けて一気に動き出した。
『Challenge driven』な仲間を求む
通年採用を開始
「通年採用は他にどんな会社が実施しているのか、ユーグレナ社らしい通年採用は何なのか」
人事の経験がなかった金田にとっては、すべてが新しい挑戦だ。
ユーグレナグループの会社規模が拡大していくなかで、社内で誰も正解がわからないような挑戦をしなければならないことがある。そんななかで、「それだったら自分の頭で考えて行動して、正解をつくってやろう!」と思える仲間が楽しんで働ける環境を提供したい。
―そんな想いを込めて、永田たちとミーティングを重ねて、『Challenge driven(チャレンジドリブン)』という通年採用のコンセプトを導き出した。
そして、2019年1月末。
通年採用サイトのオープンと同時に、ユーグレナ社は新卒・第二新卒の通年採用を開始。
新卒一括採用を廃止して、募集期間を限定せず、対象を第二新卒にまで拡げることで、大学生・大学院生の学生生活におけるチャレンジを妨げない柔軟な採用選考を実現。多様性に富んだ仲間がユーグレナ社の選考を受けられるようにした。
また、ユーグレナ社が研究開発型ベンチャーであるからこそ、マスター(修士号)やドクター(博士号)を取得した研究者が応募してくれることもふまえて、新卒通年採用の年齢上限を30歳までに引き上げた。
さらに、金田は『Challenge driven』というコンセプトに合わせて、他社との合同イベントを企画・立案。
学生を招き、世界を本気で変えようと行動している企業や社会人を紹介することで、学生自身が将来、社会人としてチャレンジしたいことや本気で取り組みたいことについて考え・行動するキッカケづくりの場を設けた。
それは、最終的にはユーグレナ社の将来の仲間と出会う機会を拡大させるだけでなく、人という側面で日本経済を活性化させることに繋ればという願いも込めている。
なお、通年採用を始めてから、ユーグレナ社への学生の応募数は前年より約220%増加した。
「これからも、ユーグレナ社を人事として支えるという取り組みを通じて、人という領域で日本全体も活性化させていきたい」
こう語る金田は、人事として、今日もユーグレナ社と日本の未来を活性化すべく、『Challenge driven』の精神のもと挑戦を続けるのだった。
■ユーグレナ社の通年採用ページはこちら
https://euglena.jp/recruit/new/
2019年10月掲出
euglena Data
~euglism(ユーグリズム)10か条~
登場人物
- 管理部 人事課
チームリーダー金田 謙祐 -
2017年9月、中途入社。経営戦略部にてM&A業務等を経験した後、現在、採用リーダーとして新卒および中途採用を担当。
「社会課題をビジネスで解決したいという想いがあって、『人と地球を健康にする』というユーグレナの経営理念に共感いただける方のご応募お待ちしております! 」
euglena Projects
vol.00
バングラデシュの子どもたちを
救う素材を探せ。
vol.01
誰もなし得ていない、ユーグレナの
屋外大量培養技術を確立せよ。
vol.02
ユーグレナを
300億円市場に育て上げよ。
vol.03
バングラデシュの
全ての小学校に給食を。
vol.04
煙突から排出されるCO2で
ユーグレナを培養せよ。
vol.05
ユーグレナの化粧品事業を
立ち上げよ。
vol.06
日本初のバイオジェット燃料
製造プラントを建設せよ。
vol.07
「ミドリムシ」の名前を
武器にせよ。
vol.08
中国にユーグレナを
普及せよ。
vol.09
スーパーユーグレナを
獲得せよ。
vol.10
バングラデシュの
貧困問題を
緑豆事業で解決せよ。
vol.11
ユーグレナでタケダと
新商品を開発せよ。
vol.12
下水処理場の下水を活用し、
ユーグレナを培養せよ。
vol.13
ユーグレナの仲間の
「行動指針」を作成せよ。
vol.14
日本独自の技術で、
ユーグレナを培養せよ。
vol.15
仲間がより働きやすい
オフィスを追求せよ。
vol.16
ゆーぐりん保育園を
オフィスに併設せよ。
vol.17
ユーグレナで石垣島の
地域活性化に貢献せよ。
vol.18
ユーグレナの認知度を上げる
新商品を共同開発せよ
vol.19
ユーグレナのカフェを
石垣島で開店せよ。
vol.20
ユーグレナを飼料にして
比内地鶏を育成せよ。
vol.21
ユーグレナ入りディーゼル燃料を
いすゞ自動車と共同で実用化せよ。
vol.22
ユーグレナを使った
バイオ燃料を生産せよ。
vol.23
研究系ベンチャーを
ヒト、モノ、カネで支える
新しいファンドを確立せよ。
©2018 MELTIN MMI
vol.24
ユーグレナとクロレラで世界初の
ASC-MSC藻類認証を取得せよ。
vol.25
グループ企業との
シナジーを構築せよ。
vol.26
新しい仲間と、
遺伝子レベルで人を健康にせよ。
vol.27
自由が丘と
ユーグレナを普及せよ。
vol.28
ユーグレナサプリメントの
加工工場を立ち上げよ。
vol.29
理科のチカラで石垣島の
地域活性に貢献せよ。
vol.30
新しいユーグレナの
基幹化粧品を開発せよ。
vol.31
ロヒンギャ難民の
食料問題解決に貢献せよ。
vol.32
ユーグレナ由来の美容成分を
研究解明せよ。
vol.33
学生のチャレンジを応援!
通年採用を開始せよ。
vol.34
ユーグレナとクロレラで
ハラール認証を取得せよ。
vol.35
健康寿命を伸ばすユーグレナの
可能性を発見せよ。
vol.36
竹富島のクルマエビ養殖事業を
発展させよ。
vol.37
「G20軽井沢」にてユーグレナバイオディーゼル燃料で自動車を走らせよ。
vol.38
石垣島ユーグレナの魅力を伝えるキャラクターを企画せよ。
vol.39
CFO(最高未来責任者)を募集・選考せよ。
vol.40
国産カラハリスイカを
栽培せよ。
vol.41
日本初となる「バーチャルオンリー
株主総会」を開催せよ。
vol.42
次世代バイオディーゼル燃料を
普及させよ。
vol.43
コーポレート・
アイデンティティを刷新せよ。
vol.44
石垣島生まれの
ユーグレナを浸透させよ。
vol.45
ユーグレナ由来の
肥料研究を加速させよ。
vol.46
日本の空をバイオ燃料で
クリーンにせよ。
vol.47
オフィス環境を改善し、
仲間の生産性を向上させよ。
vol.48
化粧品における
サステナビリティを追求せよ
vol.49
次の新素材「ミドリ麹」の
価値を世に拡げよ。
vol.50
ユーグレナの
ESG経営を加速させよ
vol.51
未来世代アドバイザリーボードを
設置せよ。