「外の世界」だと思っていた
サステナビリティへの衝撃。
ちぎれるほど考え続けた毎日が、
「外の世界」を
「自分事」に変えた
藻類で燃料ができることを読んでいた漫画のなかで知り、しかもその研究が日本で行われているということに衝撃を受けたという北見。しかし、その時はまだ自分のこれまでのキャリア、業務からすれば「外の世界の話だと思っていた」そうだ。それでも、「これまでの経験がもし生きるのであれば」と、ユーグレナにジョインした。
「私は大学卒業後、京都のメーカーに就職しました。そこはブランドや品質というものを大切にしつつも、業界で新規となる製品を市場に送り出す会社でした。まったくシステムやサーバなどに詳しくなかったのですが、新卒で配属されたのは情報システム部。恥ずかしがらずに聞く・頼る、そして進めるという気持ちで業務に取り組みました。
その後、広報・宣伝部に異動し、WEBサイトの企画やSNS運営、そしてプロモーション企画立案を担当しました。何十もブランドがある中で、その商売の背景・形態を意識して、日々企画をとにかく世に出し続けていく毎日でした。アイデアが出ず苦しいときも、内に籠らずに、常に外の世界を意識しながらひたすら企画を考え続けていました。
その後は化粧品やIT企業で引き続きプロモーションの仕事に携わり、そしてご縁がありユーグレナに入社しました。」
2019年に入社した北見は、マーケティング部門に配属され、持ち前のアイデア力を発揮し、ユーグレナに新しい風を吹き込んだ。2020年には現職である広報部門に異動し、『考える』対象が会社全体にまで広がった。
「実際に入社して思うのは、技術革新は研究開発の仕事だと思っていたのは思い込みだったということです。その種を大きく育てるには、私のように企画を考える人間も必要だと気づきました。外の世界だと思っていた藻類を活用した燃料も、今では多くの研究・事業部門の仲間から進捗を聞き、広報としてどんな貢献ができるかを考えるのが楽しい日々です。」