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仲間インタビュー

川内 明日香

経営戦略部 経営企画課

ビジネスで社会変革を
起こしていく。
誰もがそれぞれの
幸せを感じられる社会を
実現するために、
ユーグレナを選んだ理由

「私は新卒で経済産業省に入省し、省エネルギー、著作権、通商交渉などに関する仕事を担当していました。」そうこれまでのキャリアについて話してくれたのは、2021年1月から仲間となった川内だ。
学生時代より社会課題の解決に強い関心があった川内は、誰もがそれぞれの幸せを感じられる社会の実現を目指して、大学院卒業後、経産省へ入省した。しかし、入省から7年後、留学先でキャリアの転機が起きた。

「在職中、社会でイノベーションを起こす仕組みを学び、政策立案に生かしたいと考え、アメリカのサンディエゴにあるUCサンディエゴのMBAコースへ留学しました。サンディエゴに限らず、アメリカのあらゆる主要都市では、人々の生活をより豊かに変えようと、数多くの起業家が様々なスタートアップ企業を立ち上げていました。さらに、それに対して多額の投資が流れ込んでおり、話には聞いていたものの、日本と比べて成熟したスタートアップ・エコシステムを目の当たりにし、圧倒されたのです」
それまで法改正などを担当していた川内だったが、ステークホルダーが多く、数々の困難な調整が必要な政府のプロジェクトは、その多くが年単位の推進になりがちだった。米国で経験したダイナミックで素早い変化に照らしたとき、「官ではなく、民、つまりビジネスから社会課題に立ち向かう方が、スピード感を持って社会を変えるイノベーションを起こせるのではないか」と考えた川内は帰国後、経産省を離れる決意をする。

「ビジネス経験がなかったので、経営のサポートを通じて、必要なスキルを磨いてから本当にやりたいことをやろう」と外資系のコンサルティングファームに移って二年、次のキャリアを考えていた時、偶然ユーグレナに出会った。
「ユーグレナに興味を持った一番の理由は、出雲の創業の契機をはじめとした、社会課題に向き合う姿勢です。自分たちの事業成長が社会問題の縮小に繋がることを目指して、様々なチャレンジをしている会社だと知り、これはまさに私がやりたいことだと感じました。」
ユーグレナ社は2020年にCI(コーポレート・アイデンティティ)を刷新し、新たにユーグレナ・フィロソフィーとして「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」を掲げた。「ミドリムシ」の会社から「Sustainability First」の会社へ進化し、事業を通した真のサステナビリティを実現するためだ。
「ビジネスモデルが確立して事業がきちんと回れば、自分たちが稼いだお金をさらに社会を良くすることに直接つなげられます。もちろん、大なり小なり、どの企業も社会に貢献していますが、社会課題解決を存在意義のど真ん中に置いているのがとても理想的で先進的だな、と思ったんです。」
川内は採用選考プロセスの中で、ユーグレナの仲間との会話を通じてユーグレナという会社の成長にコミットすること自体が、ビジネスによってサステナブルに社会課題を解決したいという自らの志にも繋がると確信し、入社を決意した。

「Sustainability Firstにステップアップした今のユーグレナは、ミドリムシ一本で起業した頃とはフェーズが変わってきていると感じます。今後、さらに会社としてのフェーズが大きく変化していくひとつの重要なタイミングで入らせてもらいました。
創業当時は本当に小さかったチームが、現在に至るまで歩んできた途方もない道のりにはいつも敬意を払っています。その上で、より良くできる要素を仲間と見つけながら、それを会社として取り入れられるように全力を尽くしたいです。」

多様な魅力を持った仲間とともに
同じ船に乗れることが、
ユーグレナの最大の魅力

「現在は経営企画課で中期経営計画の策定などを担当しています。」ユーグレナに入社後、川内はこれまでのキャリアを踏まえて、経営戦略部経営企画課に配属された。経営層だけでなく、各事業部門の担当者との議論や資料作成など、幅の広いコミュニケーションが求められる難しいポジションだが、「社内のさまざまな立場の仲間とコミュニケーションを取りながら、どのように、どこに向かって会社が進んでいくべきかということを常に考えられる今の環境にやりがいを感じます。」と前向きだ。

これまでのキャリアから大きく方向転換して、ベンチャー企業であるユーグレナに飛び込んできた川内だが、入社時に抱いた熱意は一切陰りを見せていないという。
「もちろん大変なこともいろいろありますが、この会社を良くしたいとか、この会社をもっと成長させたいという気持ちは全然変わってないですし、失望したことはないです。なぜなら、出雲社長と永田CEOをはじめとした各リーダー達が、社会を良くするために本気で取り組んでいるところを間近で見続けているから。ある種、既存の資本主義に挑戦するという野望、その志に嘘がないからこそ、私も全力をかけようという気持ちになります。
まだまだ道半ばだとは思いますが、ユーグレナが真に社会的なインパクトを残せるような会社になるためなら、私にできることを何でも頑張っていきたいですね。」

ビジネスから社会課題の解決に本気で取り組むという強い意志を持っていることは、メディアでも数多く取り上げられているユーグレナの魅力だ。しかし、それはあくまで前提であり、ユーグレナの本当の良さは「多様性」にあると川内は言う。
「さまざまな魅力・経験を持った仲間たちが、社会課題の解決に向けた同じ船の上で、自分らしく活躍したり、新しいことに挑戦できたりするという、多様性が尊重される環境こそが、ユーグレナの魅力だと思います。」
さまざまな仲間がさまざまな理由でユーグレナという同じ船に乗り、良い未来を作ろうとしている。「でも『良い未来』の定義は人によって違っていいと思いますし、人によって夢が違っていてもいいんです。今、この瞬間に同じ船に乗っている仲間はもちろんのこと、何かの夢を叶えたいと思っている人たちにも是非同じ船に一緒に乗ってもらえたら、もっと素晴らしくて、面白い未来に向かっていけると思います。」

※インタビュー内容及び役職は取材時点のものです。ご了承ください。

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