1日30品目!など、栄養をバランスよく摂るにはたくさんの食材を食べないと…?!
仕事も遊びも忙しいなか、どうすればもっと手軽に栄養をとれるのか?
そんな現代人の要望にぴったりなのは栄養豊富なミドリムシではないか!
ということで、さまざまな一般食品にミドリムシ入りドリンク(料理にも使える)である『緑汁』を加えて、何が一番おいしくなるかを調べてみる「お試しレポ」コーナーです。
前回に引き続き第2回も、世界で初めてミドリムシの食用屋外大量培養の方法を開発した研究開発部長の鈴木がレポートします。
今回の対象アイテムは・・・毎日の食卓に欠かせない『ご飯のおとも』たち。
さあ、実験です!
■実験開始!
今回は、ご飯のおともといえば定番の食品「納豆・卵(卵かけご飯)・ふりかけ」に緑汁を投入します。
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3種類一気に食べられるように3つ、用意しました。
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納豆の上一面が緑の粉で覆われます。
全ての「ご飯のおとも」と緑汁をご飯に乗せると、こんな感じに。
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卵かけご飯は抹茶をたくさんこぼしちゃったみたいに、納豆ご飯はのりを大量に入れ過ぎた?感じに、ふりかけご飯については、ふりかけはほぼ見えません。
それでは、いざ実食です。
■実食
①納豆ご飯
日本人ならでは(?)のご飯のおともといえばの、納豆ご飯から挑戦です。
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見た目はかなり緑色でインパクト有り。
香りは特に変化なく、ノーマルな納豆の香りが漂っています。
―香りはどうですか?
鈴木:香りは特に変わらないですね。
―風味は?
鈴木:味は、納豆のあとに緑汁の海苔というかお茶みたいな部分がきて、ちょっと大人の納豆という感じで納豆独特のネバネバした後味が減っておいしいかも。やや粉っぽさはあるかな。
―大人な納豆!実践してみたいですね。
②卵かけご飯
次は卵かけご飯に緑汁!
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―見た目はなかなかインパクトありますが、味はどうですか?
鈴木:んん、これはとろろだ!味も触感もとろろ昆布に近いかも。
粘り気がありますね。 卵のまろやかさやコクが増している感じ。なめらかなのどごしもおいしい。
―たしかにミドリムシも藻類なので、とろろ昆布っぽそうなのはイメージできますね。卵かけご飯の味変にいいかも。
③ふりかけご飯
最後はもっともシンプルなご飯のおともである、ふりかけです。
ふりかけの中でも藻類カルシウムがはいっているという某有名ふりかけをいただきます。
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ふりかけも緑汁も粉系なので、まずは2つの粉を白飯の上で混ぜてからいただきます。
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―少し粉っぽそうに見えますが、どうですか?
鈴木:うん、おいしい!粉っぽくなるかと思ったけど、意外とそんなことない。正直意外。なんだか桜でんぷんの味みたい。
特に食感が桜でんぷんっぽい。ふんわりサクサクで好きかも。
―へー!桜でんぷんはお魚ですし、のり〇まの甘みと合わさって桜でんぷんっぽい味になるのかもしれないですね!
■まとめ
3種類のご飯のおともを食べ終えた鈴木に、改めて聞きました。
―どのご飯のおともが、一番緑汁に合いましたか?
鈴木:ふりかけ、ですかね。桜でんぷんみたいな感じで新たな味の発見でした。
甘くなったわけではないんですが、味がなんともちょうどよくて、そしてとにかく食感が新しかった。
とはいえどのご飯のおともも、いけるな、という感じでした。
―ご飯はあるが、おかずがない!けど緑汁はあるというときにどれも試したらよさそうですね。
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今回の「ご飯のおともwith緑汁」は、
★納豆、卵、ふりかけに緑汁を入れると、ほどよい味変になる。
★特にふりかけに混ぜると触感が新しくて楽しい(鈴木的No,1 )。
ということになりました。
■おまけ
ご飯のおともといえば、これもでしょ!ということで「お茶づけwith緑汁」も試してみました!
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編集メンバーが食べてみたところ、
「(今回はお湯をいれたけど)お茶をいれたバージョンのお茶漬けっぽい!
お茶よりもさらにコクが深まるような?おすすめできます!」
とのことでした。
★番外編
さらに追加の番外編…
ご飯と仲良しのメニューとして忘れていけないのが(鈴木の大好物でもある)カレー。
こちらぜひ試したいということで、急遽インスタントカレーを用意し、実食しました。
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―大好物のカレーに緑汁、味はどうでしょうか?
鈴木:とてもおいしい!味としてはほうれん草のカレーっぽいですね。野菜感が増してます。
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―確かに、普通のカレーだけだと野菜がもう少し欲しくなりますね。
鈴木:そうなんです。そしてカレーとミドリムシ、まさにこれが当社のやりたいことですね。出雲がバングラディッシュに渡った時 に、現地の人々が具のないカレーを食べていた。米とカレーはあるのに、具(野菜やお肉)がないから栄養失調になってしまうことに出雲は危機感をもった…。栄養バランスはとても大切です。
むむ、食料不足と栄養不足の違いですね。
それでは、第2回もありがとうございました!
◎おしまい◎