「これからも、地球と未来に、ワクワクして暮らしたい」
「気候変動などの問題があるけれど、明るい未来を残したい」
私たち自身の地球環境を考えるきっかけに繋がればと思い立ち、地球環境に関する記念日やイベントをまとめてみました。
記念日に合わせて、地球を思いやるアクションを起こしてみてはいかがでしょうか?
<4月>
〇4月15日~5月14日 みどりの月間
「みどりの日」についての国民の関心と理解を一層促進し、「みどり」についての国民の造詣を深めるため、4月15日から5月14日までの期間が定められています。みどりの月間には林野庁などにより各地で緑化イベントなどが実施されています。
〇4月22日 アースデイ
1970年にアメリカの政治家であるG・ネルソン上院議員が、4月22日を「地球の日(アースデイ)」であると宣言し、始まりました。1970年の最初のアースデイは各地で地球への関心を表現する多彩なイベントが開催され、以後、東京をはじめ世界各地でさまざまなイベントが開催されています。
(出典:アースデイ東京 最終閲覧日2020年2月20日 https://www.earthday-tokyo.org/sample-page)
<5月>
〇5月4日 みどりの日
「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨としています。2007年に「国民の祝日に関する法律」の一部改正が施行され、それまで「みどりの日」だった4月29日が「昭和の日」となり、5月4日が「みどりの日」となりました。
〇5月30日 ごみゼロの日
「ご(5)み(3)ゼロ(0)」の語呂合わせで5月30日が「ごみゼロの日」に定められています。「530(ごみゼロ)運動」は、1970年代に愛知県豊橋市の山岳会会長・夏目久男さんの呼びかけで始まり、その後、官民一体の活動となって全国に広まりました。1993年には厚生省(現・厚生労働省)が5月30日を初日とする「ごみ減量化推進週間」を正式に制定し、現在は5月30日から6月5日(環境の日)を「ごみ減量・リサイクル推進週間」として、 3Rの推進運動、不法投棄監視パトロールなどが全国各地で行われています。
(出典:環境省 最終閲覧日2020年2月20日
http://www.env.go.jp/guide/info/ecojin/issues/19-04/19-04d/knowledge.html)
<6月>
〇6月 環境月間
日本では、環境庁の呼びかけにより、1991年度から6月を「環境月間」とし、環境省をはじめ、関係省庁、地方自治体、民間団体などによりさまざまな行事が全国で行われています。世界各国でも、この日に環境保全の重要性を認識し、行動の契機とするため様々な行事が行われています。
なお、1973年度から1990年度までは、6月5日を初日とする「環境週間」が呼びかけられていました。
(出典:環境省 最終閲覧日2020年2月20日 https://www.env.go.jp/guide/envdm/)
〇6月5日 世界環境デー/環境の日
環境の日は、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められました。国連では、日本の提案を受けて6月5日を「世界環境デー」と定めており、日本では「環境基本法」により「環境の日」を定めています。
「環境基本法」では、国民などに広く環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高めるために、国、地方公共団体などにおいて、さまざまなイベントや行事などを実施することとを定めています。
(出典:環境省 最終閲覧日2020年2月20日 https://www.env.go.jp/guide/envdm/)
〇夏至(6月21日頃) 100万人のキャンドルナイト
2001年にカナダで始まった「自主停電運動」を契機に、日本では2003年から「100万人のキャンドルナイト」が始まりました。現在は、夏至と冬至の夜などに全国でさまざまなイベントが開催されています。
(出典:100万人のキャンドルナイト事務局 最終閲覧日2020年2月20日
http://www.candle-night.org/jp/TheEndForTheBeginning/)
<7月>
〇7月7日 クールアース・デー
2008年のG8サミット(北海道洞爺湖サミット)が7月7日(七夕の日)に開催されたことを契機 に、7月7日がクールアース・デーと定められました。これは、7月7日の七夕の日に天の川を見ながら、家庭や職場において、地球環境の大切さを再確認し、低炭素社会への歩みを実感するとともに、それぞれができる地球温暖化対策の取組を推進するための日として設けられたものです。
(出典:環境省 最終閲覧日2020年2月20日 https://ondankataisaku.env.go.jp/coolearthday/)
<9月>
〇9月22日から29日 SDGs週間(グローバル・ゴールズ・ウィーク)
毎年9月末の国連総会の会期と合わせ、9月22-29日の1週間が、持続可能な開発目標(SDGs)の推進と達成に向けて意識を高め、行動を喚起する「SDGs週間(グローバル・ゴールズ・ウィーク)」と定められています。
(出典:国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所 最終閲覧日2020年2月20日 https://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/presscenter/articles/2018/globalgoalsweek.html)
<10月>
〇10月 3R推進月間
10月はリデュース・リユース・リサイクル推進月間(略称:3R推進月間)に定められています。”3R”(廃棄物等の発生抑制(Reduce)、再使用(Reuse)、再生利用(Recycle))に関する理解と協力や、循環型社会の形成に向けた取組を推進するため、環境省などによりさまざまなイベントや行事が行われています。
(出典:環境省 最終閲覧日2020年2月20日 https://www.env.go.jp/recycle/circul/3r_gekkan/)
〇10月16日 世界食糧デー
世界の食料問題を考える日として国連が制定した日として1981年から始まりました。世界の1人1人が協力し合い、最も重要な基本的人権である「すべての人に食料を」を現実のものとし、世界に広がる栄養不良、飢餓、極度の貧困を解決していくことを目的としています。
(出典:Food and Agriculture Organization of the United Nations 最終閲覧日2020年2月20日 http://www.fao.org/japan/portal-sites/wfd/en/)
<11月>
〇11月9日から20日(2020年の予定) COP26@イギリス・グラスゴー
2020年11月9日からは、COP26(気候変動枠組条約第26回締約国会議)がイギリス・グラスゴーで開催される予定です。気候変動枠組条約締約国会議(COP)は、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを目標として1992年に採択された「国連気候変動枠組条約」に基づき、1995年から開催されている年次会議です。また併せて、パリ協定や京都議定書などについても議論される予定です。
<12月>
〇12月 地球温暖化防止月間
1997年12月に京都で開催されたCOP3(気候変動枠組条約第3回締約国会議)を契機として、環境省が1998年から12月を地球温暖化防止月間と定めています。全国で地球温暖化防止に関する普及啓発活動などが実施されています。
(出典:環境省 最終閲覧日2020年2月20日 http://www.env.go.jp/press/3761.html)
〇冬至(12月22日頃) 100万人のキャンドルナイト
夏至の100万人のキャンドルナイトと同じ
文:編集部