ミドリムシには『ご当地』がいる…?
自分の地元のご当地ミドリムシを探すプロジェクト「みんなのミドリムシプロジェクト」(以下みんみどプロジェクト)を行うことを、4月3日に理研とユーグレナ社 で発表
本当にご当地のミドリムシを見つけることはできるのか。プレ実施を行った様子を今回レポートでお伝えします!

まずは集合

4月20日(土)10時30分、向かうは横浜市の菊名駅前。

菊名駅に集合

駅前に今回の参加者である、ユーグレナ社の研究開発トップ・鈴木、研究メンバー・山田、広報メンバーと、理研の研究メンバー3名と、今回「みんミドプロジェクト」に参加してもらうことになった横浜サイエンスフロンティア高校の1・2年生の生徒5名と先生2名が集まった。
さて、ここからどこにいくのか。

「ご当地ミドリムシ」採取場所は川。

今日の採取場所は、事前に理研とユーグレナ社で「ここならミドリムシが採れるだろう」と見込んだ場所だ。
その場は鶴見川。菊名駅から約2Km、徒歩約25分程度だ。

菊名駅から約2km、歩いて鶴見川へ

お天気はちょうど快晴、一行は鶴見川に向けて歩いていく。

ご当地ミドリムシ目指して土曜日だが元気に歩く一行

まだかな…と思い始めたころにようやく到着!しかし、川の前は草がボーボー…

ようやく鶴見川、見えるのはボーボーの草たち

この草むらの先に「ご当地ミドリムシ」がいるはずなので、もちろん突き進む。

ほぼ未踏の地を開拓する一行

木や草をよけつつ、ようやく川に到着。

狙っていたミドリムシ採取地点

ちなみに、水の色が緑色になっているポイントがミドリムシをはじめとする植物プランクトンなどが多くいる場所ということで、ねらい目とのこと。

ミドリムシ採取へ!

11時00分、準備は整った、採取開始だ。
プラスチックの「遠沈管(えんちんかん)」という容器を使って、ねらい目箇所の水をすくう。

よいしょっと

高校生たちも足元に気を付けながら、精一杯手を伸ばしてがんばる。

しゃがみこみながら思いっきり手を川に突っ込む

水をすくったら、遠沈管に番号を振る。

何番目にすくった、ではなくてどこで採取したかを分かるようにナンバリング

番号は持参した地図にすくった場所を示すためにも記載することで、あとでどこで採取した水かわかるようにも。

11時30分、6箇所ほどでミドリムシをすくい、採取を終了!

採取した水を入れた遠沈管

採取後はすくった川の水の中から「ご当地ミドリムシ」を発見すべく、研究室に向かいます!

採取した水をもって記念に一枚

続きは、出会え!「ご当地ミドリムシ」―水はすくった、次は発見できるかだ へ

「みんなのミドリムシプロジェクト」について
~地球を救うかもしれない日本中のご当地ミドリムシをみんなで集めよう!~


「みんなのミドリムシプロジェクト」はクラウドファンディングを行っており、
クラウドファンディングで集めた研究費を基に市民参加型研究(『ご当地ミドリムシ』の収集)を実施予定です。

▼クラウドファンディングへのご協力はこちらから(目標金額100万円)
 理研版クラウドファンディング
▼「ご当地」ミドリムシを探す市民型研究への参加についてはこちらから
 「みんなのミドリムシプロジェクト」
 ※2019年6月募集開始予定