GENKIプログラム新たな学校にユーグレナクッキーの配布開始のほか、
当社設立10周年祝賀会とグループ会議に参加
【2015年8月 活動報告】
今月から新規に5校1,500名がユーグレナGENKIプログラムに参加することになりました。この5校には8月2日からクッキーを配布開始し、目標の100万食配布に大きく前進できました。また今月は当社設立10周年のイベントに出席するため、私と事務所メンバーのアザムが日本へ出張しました。
1.はじめに
8月は月間で過去最高の約13万食を配布しました。新たな仲間もしっかりと仕事をこなしてくれた結果であり、大変嬉しい成果でした。4月から9月までの配布実績は約40万食になり残り半年であと60万食の配布を実施すべく取り組んでいきます。
バングラデシュの教育システムでは、新学期は1月からで12月が学期末となります。例年12月から1月にかけての年度末は学生の出席率が大幅に減少する傾向があり、クッキーの配布が想定通りに進みませんでした。クッキーの配布を継続して行うために、在庫数や配布数を毎週こまめに確認できる体制を構築し、配布を続けてまいります。
2.新規校でクッキー配布開始
今回、1,500名が新たに当プログラムに参加したことにより対象生徒数はトータルで約6,500名になりました。スラム街における平均出席率は日本のように高くないので約80%を想定しています。この場合1日当りの配布数は約5,200食となる計算です。
3.バングラデシュ事務所の移動
GENKIプログラムのオフィスは9月に、設立時のグルシャンエリアからミルプールエリアのグラミンタワーに移動することになりました。対象校の大半はミルプール周辺に点在しているため、より効率的な業務が可能になります。
また緑豆プロジェクトの仲間とも同じオフィスで一緒に仕事をすることになり、一気に大所帯になりました。オフィスが入っているビルにはグラミンユーグレナ会長のユヌス先生が率いるグラミングループも入っています。グラミンタワーの新オフィスで皆さまとお会いできることを楽しみにしています。
4.JICAやJETROにユーグレナGENKプログラムについて紹介
東京からバングラデシュに来たJICAとJETROの担当者がGENKIプログラムの視察に訪れました。実際に学校へ一緒に行き、GENKIプログラムの概要説明をしました。また、子どもたちにユーグレナクッキーを手渡ししたりと交流を行いました。
日本からの来客が学校を訪問すると、子どもたちはとても喜んで歓迎してくれます。最近は以前に比べ、子どもたちの方から積極的に質問することも多くなりました。それぞれの国の動物や食べ物、スポーツについての会話をした後、子どもたちからは自分で書いた絵を視察団にプレゼントするなどして楽しいひと時を過ごしました。
- JETROからの訪問
- JICAからの訪問
5.10周年のイベントに参加
株式会社ユーグレナは今年で設立10周年を迎えました。当社ではユーグレナグループ内イベントとして10周年全体会議と祝賀会を実施しました。その出席に向けて、私とバングラデシュ事務所メンバーのアザムで日本に出張をしました。全体会議ではコンテンツのひとつとしてグループ内説明会を開催し、バングラデシュでの活動をグループ内の他のメンバーに知っていただく機会がありました。新しくユーグレナグループの仲間と意見交換などのコミュニケーションを取ることができた貴重な機会となりました。下記の写真は設立10周年式典のひとコマです。
- GENKIプログラムの説明ブースの様子
- 祝賀会でのユーグレナグループ集合写真
6.まとめ
早いもので9月末をもって今期は半分終わることになりますが、目標の40万食は達成する見込みです。残り半年で60万食の配布を確実なものにするためしっかりと業務を推進していきます。引き続きよろしくお願いいたします。
株式会社ユーグレナ
バングラデシュ事務所 所長
モハメド・アケルザマン