ミドリムシの力で、グリーンアース。

ミドリムシの力で、グリーンアース。

両岸に咲き乱れていた桜が、風に揺られて花吹雪に変わり、水面を彩っている。
その隙間からは時折、川魚の泳ぐ姿が見える。
ここは、東京のビルの隙間に流れる川。

誰しもが望む、豊かで美しい景色を地球上に取り戻す。
そして、自然を守り、あるいは蘇らせ、多様な生物が育つことができる環境を持続する。
その実現に一役買うと期待されているのが、
5億年前からこの星に住み、自然環境を保ってきたミドリムシです。

ユーグレナ社では、このミドリムシの力で、
美しい地球を取り戻すプロジェクトを進めています。

チャレンジ「水質浄化」-ミドリムシで水をきれいにして地球に返す

ユーグレナ社では地方自治体等と協力して、ミドリムシを用いて下水から窒素やリンを取り除き、赤潮の発生リスクを軽減した環境負荷の少ない、より一層浄化された水を地球に返すための共同研究を進めています。
また、清水建設とは産油国オマーンで原油とともに採掘される地下水(油田随伴水)を、ミドリムシを用いて浄化する技術の開発などの共同研究を行っています。

チャレンジ「二酸化炭素固定」-ミドリムシで地球上の二酸化炭素を循環させる

ミドリムシが注目されている理由のひとつに優れた二酸化炭素固定能力があります。現在、地球上で二酸化炭素を吸収している代表的な存在といえば熱帯雨林です。ミドリムシはその熱帯雨林と比較しても単位面積あたりで数倍以上の吸収力を持っているため、地上での二酸化炭素の循環に寄与できると期待されています。
ユーグレナ社では2009年に沖縄電力の協力により、石炭火力発電所の排出ガスを用いてミドリムシを培養する実証試験を実施しました。その結果、発電所の排出ガスを通気してもミドリムシは培養可能であることが分かりました。加えて、空気を通気して培養した場合よりも、二酸化炭素などが多く含まれる火力発電所の排出ガスを通気して培養した場合の方がミドリムシの増殖が速いことが分かりました。現在は、住友共同電力と共同で、排出ガスを通気したミドリムシの二酸化炭素固定化能力の評価を行い、培養したミドリムシの分析と商業利用可能性の検討を行っています。

排出ガス通気後のミドリムシ培養槽内の様子

おいしい空気のなかで、おいしい水のそばで暮らしたい。
子どもたちに美しい地球を残したい。
私たちは、地球上に住む誰しもが望む自然環境と経済の豊かさを、
ミドリムシの力で両立させたいと考えています。
そのために、ユーグレナ社のチャレンジはまだまだ続きます。