インタビュー

若原 智広 経営戦略部 部長代理 兼 経営企画課 課長

長年勤めた外資系投資銀行からベンチャー企業に転職した背景は?
2013年は自身にとって35歳というキャリア形成上の節目の年であり、年齢的にも大幅なキャリア・チェンジが難しくなる中、今後のキャリアの選択肢の幅を広げるために挑戦してみようと考えたのが最大の理由ですね。新卒入社で12年間勤務した外資系投資銀行では、エクイティ・デット・M&A・IRとコーポレート・ファイナンス業務に幅広く携わり、非常にエキサイティングな経験とファイナンスに関する専門知識を得る事が出来ました。そのまま更に金融のスペシャリストとしての道を究める選択肢もあったのですが、外資系投資銀行のみで純粋培養されたキャリアへの不安と、経営戦略やファイナンスをサポートする側から実行する側に移ってみたいという思いが高まり、事業会社への転職を決心しました。
ユーグレナを選んだ理由は?
ユーグレナ自体は個人的なつながりで知っていましたが、強く意識するようになったのは2012年の東証マザーズ上場以降です。その後色々と調べていく中で、ミドリムシの商業大量培養技術というオンリーワンの強み、健康食品販売とバイオ燃料開発とい
う全く異なる分野での事業展開、ベンチャー企業としての成長性、等の点でユーグレナに関心を持ちました。前職では金融セクターを主に担当しており、金融以外の特定の業種に専門性や強い関心があったわけではないので、やはりこうしたユーグレナの独自性が決め手になったと思います。なお、未上場ベンチャー企業の方が面白いかなとも考えましたが、前職の経験は大手上場企業を顧客とした証券市場に関わる業務であったため、上場して証券市場を活用しながら更なる成長を目指す第2ステージに入ったユーグレナの方が自身の経験と知識を活かせるだろうとの考えに至りました。
転職してみてからはどういった仕事をされているのですか?
経営戦略部 経営企画課 課長 若原 智広具体的に言えないことが多いのですが、ファイナンス、M&A、事業提携、機関投資家IRなど、経営戦略全般に関わる様々な業務に関わってきました。大きな案件はやはり2013年11月に実施した76億円規模の国内公募増資で、プロジェクト管理、ドキュメンテーション、ロードショー資料作成等を手掛けました。また公募増資に関連して取得した産活法計画の認定に関しても、私が中心となって計画の作成・申請等を行いました。事業提携やM&Aも日々様々なアイディアが議論されますし、前職とは物事の考え方や見え方が全く違うので、本当に毎日が新鮮で非常にエキサイティングです。
転職してみてからの率直な感想は?
ベンチャー企業という事で、若い人が多くて活気があり、非常にフラットな組織なので、私もすんなりと馴染むことが出来ました。一方で、会社全体では中途採用の社員が多く、かつマーケティング・研究開発・経理・広報・総務と各々の分野で経験を積んできたプロフェッショナル達が集まってきている事はポジティブ・サプライズで、一緒に仕事をしていて刺激を受ける事が多いです。上司である永田も年下なのですが、なぜその年齢で上場企業の事業戦略、ファイナンス、管理部門を統括できているのかが一緒に仕事をしてよくわかりましたし、双方刺激し合いながらプロジェクトに取り組んでいます。他にも稟議システムやコスト管理など、社内体制もしっかり整っている点にも感心しました。ライフ・ワーク・バランスに関しては、前職と比べると改善はしましたが、やはり限られた人数で様々な業務を遂行していかなければならないため、案件が重なってくるとハードワークになる局面も出てしまいます。人的リソースが事業成長のボトルネックになる事は避けたいので、経営企画課チームの拡充を図りたいと考えています。
転職したことを後悔してませんか?
全く後悔していません。ユーグレナに転職してからまだ間もないですが、既に様々なプロジェクトを通じて転職時に期待していた経験が得られていますし、これからは調達した資金の投資という重要なミッションもあり、非常に責任とやりがいを感じます。ユーグレナはこれから更に成長して規模も拡大するでしょうから、上場後の第2ステージのスタートを切ったばかりの時期に入社したことは、ある意味ベストなタイミングだったと感じています。
経営企画課で求めている人材像は?
経営戦略部 経営企画課 課長 若原 智広経営企画課が手掛ける業務範囲は多岐に渡りますが、全ての業務についてスペシャリストである必要は全くありません。実際、私自身もファイナンス・M&A・機関投資家IRといった分野には前職で培った知見がありますが、経営管理・事業提携といった分野は私にとっても未知の領域で、まだまだアウトプットするよりもインプットをもらう方が多い状況です。ですから経営企画課に入るメンバーにも何よりもまずチームワーク精神・コミットメントと知的好奇心・向上心といった基本姿勢を求めたいと思います。その上で、業務を遂行する際に強みとなる一定の業務経験、ファイナンス・リテラシー、法務・会計の基礎知識などを兼ね備える事が望ましいですが、最終的にはチーム全体でお互いの強みを活かし弱みを補いながら、共に学んでいければと思います。
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