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ユーグレナのニュースNews

ニュースリリース

※ ニュースリリースは発表当時の内容を掲載しており、最新の情報とは異なる場合がありますためご注意ください。

2017.07.31

藻類バイオ燃料の製造コスト低減に向けた
世界初・大規模あぜ型微細藻類培養プールの稼働を開始しました
~日本の水田造成技術を応用し、低コストかつ短工期の培養プール建設技術を確立~

株式会社ユーグレナ
小橋工業株式会社

 株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長:出雲充、以下「ユーグレナ社」)と小橋工業株式会社(本社:岡山県岡山市、社長:小橋正次郎、以下「小橋工業」)は、日本の水田造成のあぜ※塗り技術を応用した世界初のあぜ型微細藻類培養プールを建設し、7月31日(月)より三重県多気町にあるユーグレナ社の藻類エネルギー研究所にて稼働を開始したことをお知らせします。
 なお、あぜ型微細藻類培養プールの規模は1基で約1,000㎡となり、培養規模の拡大に合わせて約3,000㎡まで増設を進める予定です。
 ※あぜ…土を盛り上げて固めた田と田の間の仕切りのこと

無題

 ユーグレナ社と小橋工業は、2014年9月に微細藻類の効率的かつ安定的な培養方法にかかる共同研究開発契約を締結し、水田造成技術を応用した燃料用微細藻類培養プールの建設方法の確立や、建設コスト低減に向けた共同研究を進めてきました。
 今回稼働を開始するあぜ型微細藻類培養プールは、小橋工業が持つ水田造成技術を応用し、世界で初めてコンクリートではなくあぜ型に固めた土壌で建設された微細藻類の培養プールです。コンクリートで建設された培養プールに比べて建設コストが10分の1程度となるほか、建設工期も4分の1程度となり、大量に必要となる燃料用微細藻類の生産コスト削減や生産量拡大への迅速な対応が可能となります。
 ユーグレナ社と小橋工業は、今後もあぜ型微細藻類培養プールのさらなる大規模化と効率化に取り組み、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)をはじめとする燃料用微細藻類の生産コスト削減に向けた共同研究を推進してまいります。

<小橋工業株式会社について>
岡山市に本社を置く農業機械メーカー。1910年創業。「農家の手作業を機械に置き換える」という事業理念のもと、ロータリー、あぜ塗り機、代かき機などのトラクタ用作業機と耕うん爪の開発・製造・販売を行っています。作業機と耕うん爪の両方を開発・製造するメーカーは日本で唯一。

<株式会社ユーグレナについて>
2005 年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うほか、バイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。2012 年 12 月東証マザーズに上場。2014 年 12 月に東証一部市場変更。

 以上

―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ 広報IR課
小橋工業株式会社 経営企画部

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