オーランチオキトリウムの栄養素
「血液サラサラ」「脳を活性化させる」効果のあるDHAは青魚より豊富に含有。
さらに、EPAよりも高い効果を持つと言われる昨今注目の成分n-6系DPAが、魚介類よりも多く含まれています。
オーランチオキトリウムは、ラビリンチュラ類※1に属する微細藻類です。世界中の海水域またはマングローブ林などの汽水域に生息しています。人間の体内では作れない必須栄養素の1つである不飽和脂肪酸「ドコサヘキサエン酸(DHA)※2」を多く生産・蓄積するのが特徴です。DHAは青魚等に多く含有されていることはよく知られていますが、人間と同様に魚類もDHAを体内で生産することはできず、オーランチオキトリウムのような藻類から食物連鎖を通じて摂取しています。
近年では、世界的な人口増加、養殖業の拡大、気候変動の影響によりDHAを多く含有する魚介類の減少が懸念されており、オーランチオキトリウムが新たなDHAの供給源となり食品や飼料の原料として使用されることが期待されています。また、油脂を高効率で生成・蓄積することから、バイオ燃料の原料としての研究も進んでいます。
「血液サラサラ」「脳を活性化させる」効果のあるDHAは青魚より豊富に含有。
さらに、EPAよりも高い効果を持つと言われる昨今注目の成分n-6系DPAが、魚介類よりも多く含まれています。
オーランチオキトリウムは、人間の必須栄養素の一つであるDHAを豊富に含有しており、深い旨味と程よい塩気のある魚介風味が特徴です。DHAやDPAといった栄養素補給のサプリメントはもちろんのこと、海洋環境の持続可能性が危惧される昨今において、環境保全の観点から出汁やラーメンスープなど、プラントベースのシーフード代替素材としての活用も期待されています。
オーランチオキトリウムの加工イメージ
⼤阪⾏列No.1ラーメン店「人類みな麺類」を運営するUNCHI株式会社がプロデュースする「#罪悪感のないラーメン屋」。『#罪悪感のない藻(も)ういっぱいラーメン』は、「石垣島ユーグレナ」と「ヤエヤマクロレラ」を各1g配合し、スープには魚介風味で豊富なDHAを含む「オーランチオキトリウム」を使用しています。