<出雲社長>
定期顧客数は来期末に15万人を目指していますが、将来的にはサプリメントメジャーとして100万人を目指しています。ユーグレナ・ファームの緑汁を中心としたミドリムシ入りの関連商品を、当然1人でも多くの人に届けたいと思っています。今年から中国でのビジネスも本格的に開始しました。日本と海外でミドリムシを愛飲してくださるお客さまを長期的に100万人目指して努力するというのは当然取り組むべきことと思っています。
次に生産キャパシティーについて、今期と3年前の売上を比較すると5倍になるということは出荷するミドリムシの量も当然増えます。その結果として、ミドリムシ入り製品が品切れすることがないように生産キャパシティーの拡張は進めております。いきなり生産現場がより大きくなるわけではなく、培養層や乾燥機などさまざまな付帯設備の中で何が一番ボトルネックになっているのかという課題は把握できていますので、緊急性の高い部分から着手をして、売上拡大についていけるよう設備投資や生産計画を綿密に立てています。
Chevron Lummus Global
社との契約内容については守秘義務の関係から詳細は申し上げられません。しかし、ミドリムシ由来のバイオジェット燃料、そして100%ドロップイン可能なバイオディーゼル燃料というものは現在存在しておりません。この存在しない技術にチャレンジをするということについて米国石油メジャーのChevron社、子会社のChevron
Lummus Global 社、そして研究開発エンジニアリング会社のARA社の3社はポジティブに捉えていただいております。